県内で震度5弱 専門家は「糸魚川ー静岡構造線断層帯が直接動いた地震ではない」(abnステーション 2025.04.21)
Автор: 長野朝日放送
Загружено: 22 апр. 2025 г.
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18日の夜、県北部を震源とし震度5弱を観測した地震について、専門家は「糸魚川ー静岡構造線断層帯が直接動いた地震ではない」とみています。
18日、午後8時19分、県北部を震源とし発生した地震では、大町市・小川村・筑北村で震度5弱を観測しました。
一夜明けて被害の様子が明らかに…震度5弱を観測した大町市では、道路脇の石垣が崩れていました。
■記者リポート
「本来こちらにあった像が後ろに倒れてしまい破損しています」
大町市八坂にある覚音寺では、国の重要文化財、「木造持国天立像」が倒れ、破損しました。
■覚音寺・與儀龍祥住職
「今までは地震がきても大丈夫だと思っていたが、今回は揺れもすごかった」
今回の地震の震源は、過去にも大きな地震を発生させている糸魚川ー静岡構造線断層帯の近くにあります。
ただ、地質学が専門で信州大学の大塚勉特任教授は…
■信州大学・大塚勉特任教授
「糸魚川ー静岡構造線の一部である松本盆地東縁断層の地下の延長線上で起きたのではと始め考えたが、気象庁のデータなど参照すると、実際予想される活断層の位置よりもずっと深い所で起きている。糸魚川ー静岡構造線の一部が直接動いて、揺れを生み出した地震ではなさそう」
大塚特任教授は今回の地震を「中規模程度の一般的な内陸地震」とみる一方、20日の調査で、震央から10キロ以上離れた安曇野市明科地区で、家屋などへの被害を確認しました。
「今後、教訓にすべき点」と指摘しています。
■信州大学・大塚勉特任教授
「なぜかたくさんの家屋被害が出ている。恐らくこれまでのボーリングデータなど参照すると軟弱地盤、そこに集落が発達した。(震源から)離れていても被害が大きくなる場合もあり得るという例の一つとして捉えてみては」
気象庁は、地震発生から1週間ほどは、最大震度5弱程度の地震に注意するよう呼び掛けています。
■信州大学・大塚勉特任教授
「長野県、特に北信から中信にかけての地域は地震が比較的起こりやすい場所と認識している。2004年の中越地震以来、新潟・北信・能登半島方面で規模の大きい地震が頻発している。今回の地震を一つの契機に、もう一度注意をしっかり払ってもらいたい」

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