【独自】　Ｎ国党、立花孝志党首襲撃事件の実行犯、宮西詩音容疑者、埼玉県新座市にも在住　義父は有名バンドのファーストアルバムのイラストを担当　母は前衛ダンサー

３月１４日午後５時過ぎごろ、東京都千代田区霞が関の経済産業省前で街頭演説前に支持者と撮影をしていたＮＨＫから国民を守る党（Ｎ国党）の立花孝志党首（５７）を襲撃し、頭や首に重傷を負わせた無職、宮西詩音容疑者（３０）＝東京都杉並区久我山＝が１８歳までの数年間、埼玉県新座市に住んでいたことが分かりました。
　埼玉県新座市野寺。西武池袋線ひばりケ丘駅北口から徒歩だと２７分ほど。マンションの４階（２ＤＫ）に住んでいたことが分かりました。階下には理容室もあったのですが、来たことはなかったようです。周辺のバイクショップやタイヤショップなどの店員らも「知らない」とのことでした。
　このころは高校時代と思われるのですが、近所の人の目撃が全くないのは不思議です。盛岡市に住んでいた２０歳前後の頃には、すでに引きこもりに近い状態だったと近所の人は言っていましたから、ここでもそうだった可能性は高いと思います。
　４月４日に宮西容疑者は殺人未遂、銃刀法違反罪で起訴されました。宮西容疑者は「母などの影響を受け、立花氏を〇さないといけないと思った」と供述しているようです（立花氏が供述調書をチラ見した際の供述調書の内容）。
　実父が亡くなっていることはすでに紹介しましたが、義理の父は、パンクロックバンドとして、１９８０年代に一世を風靡した「スターリン」のファーストアルバムのジャケットのイラストの担当をした漫画家です。宮西姓は、こちらからではないでしょうか？　実父の姓は、「高城」ですので。
　母は「薔薇絵」という芸名の前衛芸術のダンサーであることも紹介しました。今でも盛岡市内にすんでいると思われます。ＹＯＵＴＵＢＥにも動画が上がっていたようですが、現在では削除されているようです。
　今回の取材も探偵ジャーナリストの戸塚敦士さんの協力をいただきました。ありがとうございました。