情報の統合2(脳と脊髄・反射)
Автор: arasiba1954
Загружено: 14 февр. 2025 г.
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こんにちは、生物 第5章は動物の反応と行動から、第3節 情報の統合の2回目です。大脳に続いて、次は間脳です。間脳は、視床や視床下部などからなります。視床は,脊髄から大脳へと向かう感覚神経の中継点となっています。視床下部には,自律神経系と内分泌系の中枢があり,内臓のはたらきや体温・摂食・睡眠などを調節しています。 そして、中脳には姿勢保持や眼球運動,瞳孔反射などの中枢があります。小脳には筋肉運動の調節やからだの平衡を保つ中枢があり、延髄は、呼吸運動・血液循環(心臓拍動や血管収縮)などの生命維持に直接関係する中枢になっています。
次は脊髄です。脊髄は脊椎骨の中を走る円柱状の構造をしています。
31対の脊髄神経のうち,感覚神経は背根から入り,運動神経と自律神経は腹根から出ています。脊髄の外層(脊髄皮質)は多数の有髄神経の軸索がつまっていて白色をしているので(白質)と呼ばれます。脊髄の内層(脊髄髄質)はニューロンの細胞体が密に存在して灰白色をしているため(灰白質)と呼ばれます。脊髄は受容器や効果器と脳との間の興奮の中継にはたらくだけでなく、脊髄反射(排便・排尿・膝蓋腱反射などの中枢になっています。 背根から入るのは、求心性の感覚神経で,腹根から出ていくのは、遠心性の運動神経と自律神経です。
意志とは関係なく無意識に起こる反応を反射といいます。熱いものに触れると手を引っこめるのが屈筋反射です。ひざの関節のすぐ下を軽くたたかれると思わず足がはねあがるのが膝蓋腱反射です。内臓の運動,涙・汗・唾液の分泌なども反射です。反射の中枢はおもに脊髄や延髄・中脳などにあります。大脳と無関係なすばやい反応で,危険から身を守ったり,内臓のはたらきを調節しています。反射における興奮の伝達経路を反射弓といいます。反射弓を構成するニューロンの数は少ないため,すばやい反応が起こります。受容器で発生した興奮は,大脳に伝わる前に効果器の筋肉に伝わるため,意志とは無関係に反応が起こります。 熱いものに触れると瞬間的に手をひっこめる屈筋反射の経路です。 ひざの関節のすぐ下を軽くたたかれると思わず足がはねあがる膝蓋腱反射の経路です。
神経系 ヒトの脳と脊髄をまとめてみます。
大脳は、神経細胞の細胞体が集まっている大脳皮質(灰白質)に、本能的な行動を司る古い皮質と、学習や経験による行動など,ヒトの大脳で発達している新皮質があります。髄質は大脳皮質に出入りする軸索が集まっていて白質と呼ばれます。運動神経や感覚神経の神経経路は,多くの場合,延髄で左右が交差しています。小脳は体の平衡を保つ中枢があって随意運動における熟練の獲得(複雑な運動)に関わります。(間脳・中脳・延髄)は脳幹とよばれ、間脳の視床下部には自律神経系の中枢があり,内臓の働きを調節します。中脳には反射の中枢があり、視覚や聴覚の情報を処理します。延髄は生命維持に重要な機能の中枢で、呼吸運動や循環器官・消化器官の働きなどを調節します。
脳と脊髄を表した図です。脊椎動物の神経は、神経管から始まっています。神経管の前端部が脳になり、後半が脊髄になっています。大脳の横断面です。新皮質と古い皮質の場所がわかります。中枢神経と末梢神経を模式図と表にしてまとめるとこのようになります。ヒトの神経系の全体で、興奮伝達の経路をまとめた模式図です。興奮の伝わる方向を矢印で示してあります。

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