豊国神社・御縣神社(徳島県小松島市)豊臣秀頼より拝領「木造 豊太閤像」が唯一現存/天之菩卑能命を祀る神社の元宮
Автор: まことの道
Загружено: 12 янв. 2023 г.
Просмотров: 800 просмотров
●【豊国神社】(とよくにじんじゃ)徳島県小松島市中郷町に鎮座する神社。
・祭神:正一位 豊国大明神(豊臣秀吉)
ご神体の『木造 豊太閤像』(非公開)は秀吉死後に配られた百体のうち、
唯一現存すると言われているもの。(平成6年の調査では、慶長年間のものらしいとの結果)
〈由来〉
・豊臣秀吉の死後の慶長3年(1598年)に豊臣秀頼(豊臣家家老片桐且元か)より、
蜂須賀家政・至鎮父子は「木造 豊太閤像」を拝領。
・慶長6年(1601年)蜂須賀家政隠居に伴い、
現小松島市中田「千代小学校」辺りに別邸を建造。
・豊臣秀吉17回忌の慶長19年(1614年)秀頼より拝領の「木造 豊太閤像」を御神体として
「豊国大明神」を蜂須賀家政が別邸近くに創祀。
創建当時は、別当寺「豊林寺」を擁する壮大な社を誇ったという。
・徳島三代藩主蜂須賀光隆の代に「豊林寺」「豊国大明神」共に、
徳川幕府をはばかり取り壊された。
(当時の「豊国大明神」の礎石は現在の「豊国神社」境内にある。)
・その後、「木造 豊太閤像」は中郷町松軒文左衛門の預かりとなった。
(この当時が「日吉大明神」か?)
・宝永4(1707)年 「木造 豊太閤像」は宝蔵寺(現・堀越寺)が保管することなった。
最初は、宝蔵寺裏の祠に祀られていたという。
・寛政6(1794)年に現在地に社殿(日吉宮)が建てられたという。
・明治時代に入って、周辺の氏子により「豊国神社」の名に戻し再興された。
小松島市サイト 豊国神社
https://www.city.komatsushima.lg.jp/i...
●境内社
【御縣神社】(みあがたじんじゃ)
式内小社。別称:宮方神社。
・祭神は一般には、大己貴命または事代主命と云われるが、
実は、天之菩卑能命(アメノホヒノミコト)と伝わる。
〈天之菩卑能命〉
天照大御神と須佐之男命が誓約(うけい)をしたときに生まれた五男三女神の一柱。
天照大御神の右のみずらに巻いた勾玉から成った。
天照大御神の第二子とされ、天忍穂耳命の弟神にあたる。
(父は須佐之男命、母が天照大御神か?)
天津神が、国津神から葦原中国(あしはらのなかつくに)の国譲りを受けるいわゆる
「国譲り(くにゆずり)」神話の際、
高御産巣日神と天照大御神が天の安河原に八百万の神々を集め、
どの神を葦原中国に派遣すべきか諮問したところ、
思金神と神々が相談して選び出した神が、
「天之菩卑能命(アメノホヒノミコト)」(=「天穂日命(アメノホヒ)等」)。
高御産巣日神と天照大御神は、天之菩卑能命へ葦原中国の大国主神の元へ行くよう命じた。
しかし、天之菩卑能命は大国主神に懐柔され家来となり、3年経っても高天原に戻らなかった。
その後天津神による葦原中国の平定が完了すると、
天之菩卑能命は大国主神に仕えるよう命令され、
子の建比良鳥命は出雲国造及び土師氏らの祖神となったと云われる。
別に、『出雲国造神賀詞』では、天之菩卑能命は地上の悪神を鎮めるために地上に遣わされ、
地上の様子を天照大神へ報告し、
子の 建比良鳥命および経津主神(フツヌシノカミ)とともに地上を平定した英雄となっている。
神社の「縣」(=県)は大化以前、皇室(天津神)の直轄地・禁足地のことで、
現「豊国神社」南方に「県前」の小字が残っており、
この辺り一帯がかつての「縣」であったと推定され、
つまりは、天之菩卑能命はこの地で、
皇室天津神系の土地を有していたということになるのだろう。
それを思えば、『出雲国造神賀詞』の伝承の方が実状に近いのかもしれない。
※御縣神社の社は、大正2年、「小松島線」の鉄道敷設の際に、
現在の豊国神社内に合祀されたという。
現在「小松島線」は廃線となり、鉄路は撤去されほとんどが遊歩道となっているようだが、
そのかつての線路上に社?(古墳)があったらしく、
取り壊された際に、勾玉や銅鏡が出土したという。
(勾玉や銅鏡の行方は?また、現在の遊歩道上に古墳らしき跡地は見当たらず、
完全に撤去されたのか、それほど大きな古墳ではなかったのか?)
※天之菩卑能命を主祭神とする神社は国内に多くはないようで、
式内社は、徳島を除いて以下4社しかない模様。
◎能義神社 - 島根県安来市。出雲四大神である野城大神と呼ばれる
◎出雲大社 境内 氏社 - 島根県出雲市大社町
本殿瑞垣外
氏社(うじのやしろ) - 2つの内1つが出雲国造家祖神の天穂日命
◎天穂日命神社 - 鳥取市福井(前方後円墳)
※因幡国の古代豪族・因幡国造氏の氏神
◎馬見岡綿向神社 - 滋賀県蒲生郡日野町
※神武天皇の時代に出雲国から開拓神をお迎えした云々
【住吉神社】
祭神:底筒男命・中筒男命・表筒男命の3柱?
【瑜伽神社】(ゆうがじんじゃ)
祭神:倉稲魂大神 (ウカノミタマノオオカミ)?
須佐之男命の ご子神で、稲をはじめ穀物をつかさどる女神。
ご神名は、稲の生成するはつらつとした形を表しており、
「五穀豊穣」「家内安全」「商売繁盛」と生活全般に 幸を与えられるという。
お稲荷さん(倉稲魂大神)
【加藤清正神社】
祭神:加藤清正
●場所:〒773-0016 徳島県小松島市中郷町 豊ノ本
Googlemap:https://www.google.co.jp/maps/place/%...
●撮影時期:2022年11月下旬
●関連動画
・剣山
• 【剣山】現世最高の良縁を結ぶ・天地一切の悪縁を断つ「大劔神社」・「剣山本宮...
・天石門別八倉比賣神社・気延山
• 【伝卑弥呼墓】【伝元伊勢】天石門別八倉比賣神社・気延山 (あまのいわとわけ...
・阿波国分寺跡
• 阿波国分寺跡(四国八十八箇所霊場第十五番札所曹洞宗国分寺)聖武天皇と光明皇...
・大御和神社
• 大御和神社(徳島県徳島市)は、出雲大社・大神神社の元宮とも考えられる創祀年...
・多祁御奈刀弥神社
• 【元諏訪社】多祁御奈刀弥神社(たけみなとみじんじゃ)は徳島県名西郡石井町に...
・天神社
• 【伝猿田彦神社元宮】天神社(てんじんじゃ)は徳島県徳島市入田町天ノ原に鎮座...
・松尾神社
• 【元松尾大社】松尾神社は徳島県名名西郡神山町阿野に鎮座する創祀年代不詳の神...
・鴨神社
• 【元上賀茂神社・元下鴨神社】「鴨神社」は徳島県東みよし町にある創建年代不詳...
・磐境神明神社・白人神社
• 磐境神明神社【古代ユダヤの祭祀場跡?】・白人神社(徳島県美馬市)。日ユ同祖...
・倭大國魂神社
• 倭大國魂神社(徳島県美馬市)日本唯一「倭大國魂」神を祀る神社。阿波国に古代...
・稲荷神社
• 【元伏見稲荷大社?】稲荷神社(徳島県阿波市市場町日開谷稲荷438)
・熊野神社
• 【熊野本宮大社・熊野大社元宮?】熊野神社(徳島県阿波市土成町高尾熊の庄)
・住吉神社
• 【全国住吉神社の元総本社?】住吉神社(すみよしじんじゃ)は、徳島県板野郡藍...
・樫原神社
• 【元橿原神宮?】「樫原神社」明治政府・軍部?により爆破?抹消?されかけた?...
・神武天皇像・明治天皇像
• 日本初建立で日本最古の「神武天皇銅像」と、「明治天皇銅像」(徳島市眉山)
・船盡比賣神社
• 【三柱鳥居の祖型?原型?】船盡比賣神社(ふなはてひめじんじゃ)徳島県徳島市
・宇佐八幡神社
• 【宇佐神宮の元宮?】宇佐八幡神社(うさはちまんじんじゃ)徳島県名西郡神山町...
・御間都比古神社
• 【第五代孝昭天皇を祀る唯一式内社】御間都比古神社(みまつひこじんじゃ)徳島...
・阿波神社
• 【神宮になれなかった】阿波神社(あわじんじゃ):土御門天皇を単独の御祭神と...
・意富門麻比売神社/宅宮神社
• 【イザナギ・イザナミ神の祖母が主祭神の唯一式内社】【神代文字の版木】【邪馬...
・【追撮】大御和神社
• 【追撮】大御和神社(おおみわじんじゃ)〈御祭神〉大己貴命(おおなむちのみこ...
・浮島八幡宮跡(宮島八幡宮跡)Part①
• 【爆破・消滅させられた神社⁉】浮島八幡宮跡(宮島八幡宮跡)Part① 徳島...
・浮島八幡宮跡(宮島八幡宮跡)Part②
• 【爆破・消滅させられた神社⁉】浮島八幡宮跡(宮島八幡宮跡)Part② 徳島...
・浮島八幡宮跡(宮島八幡宮跡)Part③
• 【爆破・消滅させられた神社⁉】浮島八幡宮跡(宮島八幡宮跡)Part③ 徳島...
・浮島八幡宮跡(宮島八幡宮跡)Part④
• 【爆破・消滅させられた神社⁉】浮島八幡宮跡(宮島八幡宮跡)Part④〔完結...

Доступные форматы для скачивания:
Скачать видео mp4
-
Информация по загрузке: