正法眼藏隨聞記 2-3【2025年4月5日 耕月寺 座禅会】甲賀祐慈老師 提唱
Автор: doan_gakushin
Загружено: 18 апр. 2025 г.
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正法眼藏隨聞記
懷奘 編
【2-3】
夜話に云く、唐の太宗の時、魏徴(ギチヨウ)奏して云く、土民等帝を謗ずることありと。帝云く、寡人仁ありて人に謗ぜられば、愁ひとすべからず、仁無ふして人に讃ぜられば、是れを愁ふべしと。俗猶をかくの如し。僧は最も此の心あるべし。慈悲あり道心ありて愚癡人に誹謗せられんは、苦しかるべからず、無道心にて人に有道と思はれん、是れを能々津つヽしむべし。
亦示して云く、隋の文帝の云く、密々に德を修して飽けるをまつ。言ふ心は、よき道德を修して、あけるをまちて民をいつくしうするとなり。僧猶を是に及ばずんばもつとも用心すべきなり。只内に道業を修すれば、自然に道德外にあらはれて、人に知れんことを期せずのぞまずして、只もつぱら佛敎にしたがひ祖道に隨がひゆけば、人自づから道德に歸するなり。こヽに學人の錯まり出で來るやうは、人にたつとばれ財寶いで來るを以て、道德のあらはれたると、自からも思ひ人も知り思ふなり。是れ即ち天魔波旬のつきたると心にしりて、最も思量すべし。敎の中に是は魔の所爲と云なり。いまだ聞かず、三國の例、財寶にとみ愚人の歸敬をもつて道德とすべきことを。道心者と云ふは昔しより三國みな貧にして、身をくるしくし一切を省約して、慈あり道あるを、まことの行者と云ふなり。德のあらはるヽと云も、財寶にゆたかに供養にほこるを云にあらず。德の顯はるヽに三重あるべし。先づは其の人其の道を修するなりと知らるヽなり。次には其の道を慕ふ者いで來る。後には其の道をおなじく學し同じく行ずる、是を道德のあらはるヽと云ふなり。
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提唱 甲賀祐慈(こうがゆうじ)老師
静岡県三島市 曹洞宗 種雲山 耕月寺 住職
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