【囲み取材】舞台『ブルーロック -EPISODE 凪-』が開幕、凪・佐藤たかみち&玲王・菊池修司が意気込み語る!
Автор: 株式会社ミニシアター通信
Загружено: 2025-11-20
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舞台『ブルーロック -EPISODE 凪-』が2025/11/20(木)から30(日)まで、東京ドームシティ シアターGロッソにて公演中。
同作は「別冊少年マガジン」(講談社)で連載されていた『ブルーロック -EPISODE 凪-』の舞台化作品。エゴイストFW育成サッカー漫画『ブルーロック』の公式スピンオフとして、原作者・金城宗幸氏が自ら手がけた“もうひとつの青い監獄(ブルーロック)”を描く。
天才・凪誠士郎を主人公に、彼の視点から描かれる新たな物語は、2023年5月にスタートした舞台版『ブルーロック』シリーズの最新作にあたる。全国から選ばれた300人の高校生フォワードたちが、“青い監獄(ブルーロック)”で試練に挑み、W杯優勝を目指す日本最強のストライカーを育てる――。その中で、凪が見せる才能と成長が今回の物語の核となっている。
19日には、ゲネプロ前に囲み取材がおこなわれ、凪 誠士郎役の佐藤たかみちと御影玲王役の菊池修司が出席した。
ーーいよいよ初日を迎えます。今のお気持ちをお聞かせください
佐藤たかみち(凪 誠士郎役):原作の『ブルーロック』そして『EPISODE 凪』に出会った時、その熱さに鳥肌が立ちました。そして、僕は目立ちたがり屋なので「この作品の中に入って、話の中心になりたい!」とも思ってしまって(笑)。
そんな風に思っていたこの作品が舞台化されて、ついに開幕します。凪がたくさんのエゴイストたちと出会って変わっていくのを、稽古期間で感じてきました。これから初日を迎えて、さらに新しい景色が待っていると思うんです。
修司くんをはじめとしたカンパニーのみんなと一緒にこの『EPISODE 凪』の世界に飛び込んで、凪と同じく、たくさんのエゴイストやさまざまなものに出会って、僕自身もいろいろな気持ちになっていくのが楽しみです。
菊池修司(御影玲王役):濃い稽古期間でした。舞台袖に行くタイミングも無いほどに出番が多いんです(笑)。濃密な稽古を重ねてきたからこそ「やっとこの作品を届けられる」とワクワクした気持ちでいます。
応援してくださっている皆さまがご覧になりたいであろうものが詰まっている作品になっていると思っています。早く皆さんにお見せしたいですし、感想を知りたい!と少年のような気持ちでいます。
とても思い入れの強い作品なので、カンパニー一同で頑張ってお届けしていきたいです。
ーー本作は『ブルーロック』の登場キャラクター凪と玲王を主人公としたスピンオフの舞台化作品です。改めて凪と玲王を演じて、新しく発見したことなどはありますか?
菊池:これほどまでに強いつながりを持つ2人だったんだ…と改めて感じました。玲王と凪がお互いを思っている、それを演じられる楽しさを噛み締めながらやらせていただきました。
これまでの舞台『ブルーロック』のシリーズでは自分なりに解釈して玲王を演じさせていただいていましたが、まだまだ深いものがあったのだとこの『EPISODE 凪』で発見しました。それをより表現できていたらと思っています。
佐藤:凪と玲王、2人の想いについてや、凪の新しい一面にたくさん気付きました。ここでこんなことを思っていたんだとか、こんな表情をしていたんだとか。今まで演じてきて思い付かなかった表情や気持ちになったりするんだな…と。
凪は第一印象よりも感情や表情が豊かな人なんだと思いました。とても人間味があるんです。玲王に話しかける時は特にそうですね。
ーー凪は天才と言われていますが、稽古中などにご自分やお相手が天才だと思ったエピソードはありますか?
菊池:エゴイストらしく、安全策を取って相手のエピソードではなく自分の天才エピソードを話していきましょう(笑)!僕は、カンパニーに愛される天才です。みんな僕が大好きなんだなって。
シリーズものということもありますが、とても仲の良いカンパニーで。その中において中心の一番星でいられる僕は、愛される天才だと思いました!(笑)。
佐藤:僕も同じようなことになっちゃうなあ(笑)。さっきそこで着替えている時に、千切豹馬役の佐伯 亮くんが「たかみちがいるから、みんな頑張れるんだよ」って言ってくれたんです。それを聞いて、天才って、そう言われる人間だと思うので自分もそこに近づけたのかなぁ…と。恥ずかしい!(笑)
ーーお互いをどんな役者だととらえていますか?
佐藤:熱い男ですね。自分の出番ではない時でも他の人のことをちゃんと見てくれている。「稽古している時に気づいたことがあって」と夜に電話をかけてきてくれて、たくさん話したこともありました。特にその時のことは僕にとって大事なことで、修司くんからそれを聞いて、次の日から何かがまた一段階上がったような気がします。
稽古っていろんな宝物が落ちていて、それを見つける作業なんじゃないかと思うんです。修司くんは、それを見つけられる人なんだな、って。トレジャーハンターみたいな人です。
菊池:名言だね! たかみちは、この作品にかける想いが人一倍強い人です。稽古場に1番に来て、1番遅く帰る。誰よりも努力をしていて、一段ずつ階段をひたむきに上がっているたかみち…そういう姿を一番近くで見てきたので、本作は素敵な作品になると思いました。
ーー本作の見どころを教えてください。
菊池:凪と玲王の熱いつながりや線ですね。演じていて、それを強く感じました。本編の『ブルーロック』とは違う視点で描かれますが、それとはまた違う視点でも見たくなるような要素が散りばめられています。凪と玲王の関係性を大事に作ってきたので、そこを見ていただけたら。
それから、凪の成長。冒頭から最後までの成長の振り幅がすごいです。玲王としては、ちょっと寂しくて悲しいことが多いですが、凪の成長の素敵さを1人でも多くの方に楽しんでもらえたらと思っています。
佐藤:ご覧いただいているように、今回はセットが大きく変わっています。このフィールドを、必死にもがいて汗水垂らして存分に駆け回って戦ってパフォーマンスしているので、その熱を感じ取っていただきたいです。
『EPISODE 凪』なので凪と玲王の視点が多いのですが、他のキャラクターたちの過去も垣間見えるシーンもあります。それぞれに過去のストーリーとエピソードがあるので、そこにも注目していただけたらと思っています。
今回、船木政秀さんが本当にかっこいいステージングをつけてくださったんです。舞台『ブルーロック』4th STAGE が終わってすぐ船木さんに連絡をして「アクションのクオリティを上げられるように体改造をしたい」とお願いしました。天才である凪の身体能力を表現するのには、根本から体を変えないとと思って弟子入りしたんです。そうやって作ってきた体でのアクションにもぜひ注目してください。
ーー最後に、本作への意気込みをお願いします。
菊池:『ブルーロック』が舞台化された日から、この大好きな『EPISODE 凪』が舞台化するのを夢見て紡いできました。やっと開幕します。ファンの皆さんや、スタッフさん、たくさんの方々に支えられて出来上がったことをうれしく思っています。
僕が今まで演じてきた御影玲王、相棒の凪 誠士郎を、魂を込めてを込めて演じさせていただきます。僕たち2人の唯一無二の関係を皆さんの心に残せるように、千秋楽まで丁寧に楽しみながら演劇をお届けしたいと思っています。楽しい気持ち、ワクワクした気持ちを胸に、劇場にお越しください。相棒の凪のかっこいい背中を見にきてもらえたらと思っています。幸せな最高の舞台をお見せします!
佐藤:ついに『EPISODE 凪』という凪の物語を舞台でみんなで一緒に始められます。たくさんの方のお力や応援がなかったら、ここまで来られなかったと思っています。しっかりと、思いを強みにして、日々エゴイスト達と戦って、玲のパートナーとして玲王と一緒に成長して、素敵な作品になるようにがんばっていきたいです。ぜひとも最後まであたたかく熱のこもった、エゴい声援をよろしくお願いいたします!
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