旅で訪れた場所を見ていく
Автор: 神々旅行記
Загружено: 2025-12-07
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■旧伊勢神トンネル
このトンネルは、明治時代に作られた貴重な土木遺産としての顔と、東海地方でも屈指の心霊スポットとしての顔の2つを持っています。
正式名称は「伊世賀美隧道(いせがみずいどう)」といいます。 明治30年(1897年)に竣工した、非常に歴史のあるトンネルです。
・旧伊勢神トンネル(伊勢神隧道)の歴史と建築
旧トンネルは、建築物として非常に高い価値を持っています。
明治時代の石造りトンネル: 全長約308メートル。すべて石(花崗岩)を積み上げて作られた重厚な造りです。明治時代の土木技術の粋を集めた美しいアーチ構造をしており、当時の石工たちの技術力の高さがうかがえます。
構造: 総石造り(花崗岩)
レンガ造りのトンネルは明治期に多く作られましたが、全て天然の石(花崗岩)を切り出して積み上げたトンネルは非常に珍しく、現存する道路用石造トンネルとしては国内最大級の古さを誇ります。地元で採れた硬い花崗岩を、石工たちが手作業で加工し、アーチ状に組み上げています。内壁のゴツゴツとした石肌は、コンクリートにはない圧倒的な重厚感があります。
国の登録有形文化財: その歴史的・技術的価値が認められ、2000年(平成12年)に国の「登録有形文化財」に指定されました。「日本の近代土木遺産」にも選ばれています。
伊勢神峠の難所: かつて伊勢神峠は、伊那街道(飯田街道)の最大の難所とされていました。この峠を超えるために掘られたのがこのトンネルであり、当時は物流や交通の要衝として大きな役割を果たしました。
・「心霊スポット」としての側面
伊勢神トンネル(特に旧道)は、「東海地方最恐」「日本三大心霊スポットの一つ」と称されることもあるほど、オカルトファンの間では有名です。
・主な噂や都市伝説
着物を着た女性の霊: トンネル内や付近で、古風な着物を着た女性が目撃されるという噂。
子供の霊: トンネル工事や災害で犠牲になった子供の霊が出ると言われています。
手形や不可解な音: 車の窓ガラスに手形がついたり、謎のうめき声が聞こえるという体験談が多く語られます。
なぜ「最恐」と呼ばれるのか:
歴史的背景: この峠は古くから交通の難所であり、工事中の事故や、峠越えでの遭難などが歴史的に積み重なっています。
伊勢湾台風の悲劇(伝説): 1959年の伊勢湾台風の際、この付近で土砂崩れが発生し、避難しようとした母子が巻き込まれたという話が、怪談のベースとして広く語られています。
このような噂が絶えない背景には、トンネル内の照明が少なく(現在はオレンジ色のナトリウム灯など)、薄暗く湿った独特の雰囲気があることや、過去の伊勢湾台風の際に悲しい出来事があったとされる伝承などが影響しているようです。
■富川磨崖仏
■日御碕神社
出雲大社から車で約20分の距離にありながら、まったく異なる鮮烈な空気感を持つこの神社は、「日本の夜を守る」という国家的な使命を帯びた、非常に格の高い聖地です。
◇「日本の夜を守る」特別な役割
この神社の最大の特徴は、伊勢神宮との対比にあります。 平安時代(天暦2年(948年))、村上天皇より「伊勢神宮は日の本の昼を守り、日御碕神社は日の本の夜を守れ」との勅命(命令)を受けたと伝えられています。
太陽が昇る伊勢に対し、太陽が沈む聖地として、平安時代の書物にもその記述が残るほどの歴史を持ちます。
伊勢神宮(三重): 太陽が昇る「東」にあり、昼の平和を守る。
日御碕神社(島根): 太陽が沈む「西」にあり、夜の静寂と安寧を守る。
このことから、日御碕神社は夕日の沈む聖地として、また厄災を鎮める強力な守護神として信仰されています。
◇境内に鎮座する「二つの宮」
鮮やかな朱色の楼門をくぐると、上下二段に分かれた境内に二つの本殿(どちらも国指定重要文化財)があります。
下の宮:日沉宮(ひしずみのみや)
御祭神: 天照大御神(アマテラスオオミカミ)
特徴: 通常、アマテラスは太陽神として崇められますが、ここでは「夕日(沈みゆく太陽)」の女神として祀られています。もともとは沖合の「経島」に鎮座していましたが、神託によりこの場所へ移されました。
上の宮:神の宮(かみのみや)
御祭神: 素盞嗚尊(スサノオノミコト)
伝説: 素盞嗚尊が出雲の国造りを終えた後、鎮まるべき地を求め、柏の葉を投げて占いました。その葉が落ちたのが現在の社殿裏にある**隠ヶ丘(かくれがおか)**とされ、これが「神の宮」の起源となりました。
創始者: 素盞嗚尊の御子である天葺根命(あめのふきねのみこと)が、その勅命により社殿を築き、祀ったと伝えられています。
古来の記録:
**『出雲国風土記』(733年)**には「美佐伎社(みさきのやしろ)」として、古くからこの地が聖地であったことが記されています。
◇社殿の建築と美しさ
重要文化財: 社殿の12棟などが国の重要文化財に指定されています。
権現造(ごんげんづくり): 現在の社殿は、江戸時代初期、徳川家光の命により、松江藩主の京極忠高・松平直政によって造営されました。
日光東照宮との関連: その建築は、同じく家光の時代に造営された日光東照宮を思わせる、朱塗りが鮮やかな豪華絢爛な様式です。内壁や天井には、狩野派や土佐派の絵師たちによる壮麗な壁画が残されています。
◇知る人ぞ知る「最強の厄除け」と見どころ
① 御神砂守(おすなまもり)
日御碕神社で授与される**「御神砂」**は、非常に強力な厄除けとして有名です。
かつて治療不能とされた人々が、この砂によって奇跡的に治癒したという伝説があります。
「地鎮祭」の清め砂としても使われるほど強力で、災難除けや病気平癒を願う人々が全国から求めに訪れます。
※社務所に並んでいない場合もありますが、神職の方に声をかけると授与していただけることが多いです。
◇立入禁止の聖地「経島(ふみしま)」
神社のすぐ西の海上に浮かぶ小島「経島」は、日沉宮(ひしずみのみや)の天照大御神が最初に鎮座されたとされる場所です。
禁足地: 今でも神域として、神職以外の立ち入りは固く禁じられています。(年に一度、例祭の時だけ神職が渡ります)
ウミネコの繁殖地: 国の天然記念物であるウミネコの繁殖地としても有名で、冬から春にかけて数千羽のウミネコが飛び交う姿は圧巻です。
このように、日御碕神社は「神話の起源」「勅命による役割の確立」「幕府による再興」という、日本の歴史上重要な局面を経て、現代に至るまで厚く信仰を集めている古社です。
補足: 境内には国宝の「白糸威鎧(しろいとおどしよろい)」が所蔵されています。これは源平時代に活躍した武将、佐々木高綱が奉納したものと伝わっており、神社の歴史的な重みを象徴しています。
■龍頭ヶ滝
この滝は、中国地方でも屈指の名瀑として知られ、「日本の滝百選」にも選ばれています。杉木立に囲まれた神秘的な雰囲気と、迫力ある景観が魅力です。
1. 龍頭が滝の主な特徴
龍頭が滝は、実は2つの滝(雄滝と雌滝)から成り立っています。
雄滝(おだき):
落差: 約40メートル
特徴: メインとなる滝です。最大の特徴は、「裏見の滝(うらみのたき)」であることです。滝の裏側にある岩窟(洞窟のような場所)に入り、流れ落ちる水のカーテンを裏側から眺めることができます。(※水量や天候によっては足元が滑りやすいため注意が必要です)
雌滝(めだき):
特徴: 雄滝の下流に位置しており、岩肌を滑るように流れる優美な滝です。駐車場から歩いて最初に見えるのがこちらです。
環境:滝周辺は樹齢数百年といわれる杉の巨木に囲まれており、夏でもひんやりとした空気が漂います。マイナスイオンたっぷりのパワースポットとしても人気があります。
(イメージ:激しく水が落ちる雄滝と、その裏側から透かして見る緑の木々)
2. 伝説と歴史
名前の由来: 滝の岩壁が「龍の頭」のように見えることから名付けられたと言われています。
龍の伝説: 古くから「この滝壺には龍が棲んでいる」という伝説があり、干ばつの際には雨乞いの儀式が行われたり、信仰の対象とされてきました。
3. 年間の見どころ・イベント
新緑・避暑(5月〜8月): 杉林と水しぶきのおかげで非常に涼しく、避暑地として最適です。
龍頭が滝まつり(毎年8月15日): 年に一度の大きなお祭りです。滝を背景に、地元の伝統芸能である「滝踊り」が披露されます。夜にはライトアップされることもあり、幻想的な光景が広がります。
紅葉(11月頃): 周囲の木々が色づき、白い滝とのコントラストが美しくなります
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00:00 始まり
04:30 伊勢神トンネル
13:36 富川磨崖仏
25:19 日御碕神社・日御碕
41:24 龍頭ヶ滝
50:15 八重山神社
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