【大掃除に潜む事故】12月は要注意!洗剤だけじゃない「まぜるな危険」、書類の処分で火災!?【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG
Автор: TBS NEWS DIG Powered by JNN
Загружено: 2025-12-24
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今年も残すところあと一週間。年末の大掃除は終わりましたか?今週末に行うという人も多いと思いますが、この“大掃除”に思わぬ危険が潜んでいます。
■12月は要注意 掃除中の事故
井上貴博キャスター:
東京消防庁によると、2020~2024年の間に掃除中の事故で救急搬送された人は4268人(総数)でした。月別では大掃除シーズンの12月が618人と、他の月よりも多く発生しているということです。
■「まぜるな危険」洗剤の正しい使用法
掃除にはかかせない「塩素系洗剤」と「酸性洗剤」ですが、この2つは一緒に使うと有毒ガスが発生するおそれがあるため「まぜるな危険」です。
家事アドバイザー・All About節約ガイドの矢野きくのさんに「塩素系洗剤」と「酸性洗剤」を使用するにあたっての注意点を聞きました。
▼それぞれ別の日に使用すること
壁などのカビ取りのために塩素系洗剤で“漬け置き”をしている間に、別の場所で鏡や蛇口などの水垢とりで酸性洗剤を使用すると、排水溝などで混ざるおそれも。
▼腰の下の場所で使用を
塩素系洗剤は成分が残ったままだと、他の洗剤を使用したときに有毒ガスを発生するおそれも。必ず大量の水で洗い流すこと。
天井など高い場所は洗い流すことが難しいため、塩素系洗剤はなるべく腰よりも下の場所で使用すること。
▼クエン酸と混ざると危険
塩素系洗剤はレモンやゆずといったクエン酸(酸性)を含む食品と混ざると、有毒ガスが発生するおそれも。台所などのシンクの掃除の際は家族に伝えておくこと。
■“いらないモノ”処分で火災!?
年末の大掃除では意外なものが火災の原因になるので注意が必要です。
▼シュレッダーが詰まったときの対処
紙詰まりの解消や清掃のために潤滑スプレーやエアダスターといった可燃性ガスを含むスプレーを使用すると、シュレッダー内部にガスが滞留し、電気部品等からの火花で引火し爆発するおそれも。
▼セットボンベやスプレー缶は使い切ってから廃棄
中身が残ったまま廃棄すると、ごみ収集車が圧縮をかけ、缶を潰したときにガスが充満し、火災を引き起こす原因になることも。必ず中身を全部使い切り、各自治体の指示に従って処理をすること。
▼夏に活躍した携帯扇風機も
リチウムイオンバッテリーが搭載されている扇風機もごみ収集車に押しつぶされ発火するおそれがあるため適切な処理をすること。
社会起業家 石山アンジュさん:
今年はリチウムイオンバッテリーによる火災が多く発生しましたので、気をつけたいですね。
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<プロフィール>
石山アンジュさん
社会起業家
“シェア”を通じて新たなライフスタイルを普及
政府の審議会委員や企業の社外取締役など幅広く活動
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