ADHDでコミュ障が大企業に入社した結果
Автор: 弱者サラリーマン救済チャンネル
Загружено: 2020-11-14
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今回はADHDでコミュ障の人間が大手企業総合職に入社すると、どうなるか、をお話ししていきます。
この動画では、ADHDやコミュ障といった人生に不器用な人、が大企業に入るとどうなるかということを私の経験を基にしたお話ししていきます。
そして、その経験を通してADHDやコミュ障といった不器用な人がそういった仕事を選べばいいのか、会社を選べばいいのかをお伝えしていきます。
私は、1年ほど前に大手企業から中小企業に転職したサラリーマンです。
理由は、大手企業では仕事についていけず病んでしまったからです。
私はもともと、ADHD気味でコミュ障な人間です。
同じことを同時平行して作業するマルチタスクが苦手なので、飲食店のアルバイトなどが全くできませんでした。
また物忘れなどもひどく、課題を忘れたり、人との約束を忘れたりします。傘を電車に忘れた本数は数え切れません。
また、ド級のコミュ障でもあります。人と話す時に緊張してしまうあまり、人が話すことをなかなか理解できないことがあります。理解していないのにはい、と返事をして後から怒られるなんてことはたくさんあります。
そんな僕は、新卒で大企業の総合職として入社します。
なんでこんなダメ人間が大手企業に入社できたのか、ですが下記理由であると考えています。
一つ目が、履歴書をかなり盛ったことです。コミュ障なことを隠し、あたかもリーダーシップがあるかのような嘘八百エピソードを面接で話していました。
2つ目が、無駄に第一印象が良いことです。私は典型的な真面目系クズで他の人から見ると一見に真面目な青年に見えるようなのです。そういった効果も働いたのではないかと思います。もちろん中身がダメなので長く付き合うとダメ人間がばれてしまいます。
3つ目は、めちゃくちゃ就活を頑張ってしまったことです。頑張ってしまった、という言葉を使った理由が、面接に受かることだけを目標にした就活を一生懸命にしてしまったからです。さきほども言いましたが履歴書を過剰に盛ったり、面接を周りの人より3倍もの量を受け、数を打ちまくったりしました。
そして最後に、これが一番大きい理由なのですが、世の中が新卒の売り手市場だったからです。周りの学生もみな大手企業に内定をもらっているようなタイミングでした。
このように世の中の流れや間違った努力が僕みたいなダメ人間を社会の第一線に送り込んでしまったのです。
それでは、僕のようなADHDでコミュ障の人間が大手企業総合職として入社するとどうなるかをお話ししていきます。
一つ目が、仕事についていけない、です。
大企業の総合職というのは、将来の幹部候補として育てられます。会社全体を深く把握でき、会社の未来を背負えるような優秀なビジネスマンとなることを求められます。そのため、仕事内容は覚えることがとても多く、比較的難易度が高い仕事をしていくことになります。転勤も多く、せっかくたくさんの仕事を覚えても次々と新しく覚える必要があります。また、周りの社員はみな頭の良い優秀な社員で、エリート達としのぎを削って働いていくことになります。
私も会社の幹部候補として会社の全体を把握する必要がある部署に配属されました。仕事内容はとにかく覚えることが多かったです。同じ部署の人はみな瞬時に仕事を覚え、わからないことは先輩などにうまく聞きながら仕事をうまくこなしていました。一方僕は、次から次へとやってくる仕事をなかなか覚えられず、コミュ障のせいで先輩にもうまく聞き出したりすることができず、毎日怒られてばかりでした。もちろん一人一人が複数の案件を持ち、並行して進める必要もありました。ADHDの僕は全くタスク管理できず、納期通り終わらない、出来てもクオリティが低い、というありさまでした。また、会議も多く定時から自分の仕事をスタートできるような部署で深夜残業が当たり前でした。集中力の無い僕の深夜残業時の生産性なんてもんはほぼゴミレベルだったと思います。
このように、大企業総合職は仕事の難易度が高く、ADHDでコミュ障の人は仕事を処理できずについていけなくなり、ダメ社員となってしまう可能性が高いです。
2つ目が、コミュ力をかなり求めらることです。
大企業総合職の社員はほぼ間違いなくコミュ力が必須能力です。あらゆる部署の人、社外の人と頻繁に連絡を取り、会社全体を把握しながら仕事を円滑に進めていく必要があります。
コミュ力が必須能力であることを、私は入社後に身をもって思い知らされました。私の部署は他の営業、生産計画、現場、取引先とのやりとりを頻繁に行わなくてはなりませんでした。そのうえ、毎日上司への報連相も徹底してやらされていました。話すことを頭の中で何度も繰り返し練習しないと人とまともに話せないような僕はそのスピード感にまったくついていけませんでした。あれはどうなった、これはどうなった、と毎日のように怒られていました。毎日気ごころ知れない人と何度も話さなくてはならず強いストレスを感じていました。大企業だとたくさん人がいるのでもちろんクセの強い社員も多くいます。そんな人たちとうまくコミュニケーションをすることも求められます。僕はこういったコミュ力を求められる仕事にまったく対応できず、毎日周りに迷惑をかけサンドバッグにされてしまいました。
3つ目が一つ一つの仕事の責任が重かったことです。
大企業総合職の社員というのは、会社の未来を背負う社員。会社の根幹となる事業や新規事業など会社の重要な仕事をまかされていきます。そしてそれに応じて仕事の責任も重くなっていきます。
重要な取引先との交渉や、何百憶円規模の投資事業の推進といった、ミスが許されないような仕事をまかされていくのです。
私は、新規事業の推進リーダーだったり、大きいクレームの対策リーダーをさせらられていました。
一つミスをするだけで上司から怒らる、その責任の重さにとても苦しみました。ただでさえ人よりもミスをしやすいのにミスの責任も大きいので毎日が崖っぷちでした。また、周りから迅速な判断を求められることもたくさんありました。頭の中でゆっくり深く考えるのが得意なのですが、瞬時に的確な判断ができなくてはなりません。自分が整理できていないまま判断をせまられ、そしてその判断が間違うとお前のせいだと怒られてしまいます。
定例会では、自分の成果だけが少なく、他の社員の前で恥をかいていました。
ADHDでコミュ障な人が大企業に入ると、以上のようなことに苦しむことになります。
私は結果的に精神的に病んでしまうという結果になりました。自己肯定感が0になりました。自分はダメ人間、何もできない人間なんだ、仕事辞めたいけどどこに行っても俺はできないと毎日感じていました。また、朝起きるのが死ぬほどつらかったです。会社への道のりが地獄への道のように感じていました。
結局、仕事に辛さに耐えかねて会社を頻繁に休むようになり、その期間で転職活動を行い、今の中小規模の会社で働くようになり、健康に働くことができています。
私のこの経験を通して、自分はADHDや、コミュ障の方、いわゆる人生に不器用な方の仕事の選び方、会社の選び方に関して3つの大切なことを3つお伝えします。
まず一つ目は、絶対に知名度や規模で会社や仕事を選んではいけない、ということです。
知名度が良ければ、親を安心させることができますし、友人にも自慢できます。給料も良いと思います。規模が大きければ安定しており将来の不安も少ないです。しかしこういった理由で会社を選んでいいのは、何でも器用に仕事をこなせるエリートマンだけです。そんなに勉強しなくても有名大学に行ける、アルバイトもそつなくこなせる、人とのコミュニケーションも全然平気、そんな人達が活躍できるような世界です。自分がそのような人間ではないと自覚している人は、会社のネームバリューで選んではいけません。
不器用な人は社会で活躍するためには自分は何が得意なのか、逆にどんなことが苦手なのか、絶対ににしたくないことは何なのか、そういったことを深く深く分析する必要があります。私は、新卒でネームバリューで会社を選び失敗しました。しかし、転職の際に自分が得意なこと、人並にできること、逆にいくら努力してもできないことを徹底的に分析しました。マルチタスクやたくさんの人とコミュニケーションを取るのが苦手、ただし、時間をかけて深く物事を考えることはまだ人並にできる、一人でもくもくと仕事をするのが得意、そういった自分の特徴を生かし、今は研究職という仕事で、社会に貢献して活躍できています。毎日怒られるなんてことは無くなりました。
2つ目は、自分のレベルに合った会社を選ぶことが重要、ということです。
大企業は、優秀なエリートがたくさんいます。頭の回転が速い人、毎日飲み会三昧しているくせに仕事をすばやく覚え優秀な成績を収めるような人、コミュ力が高く上司や同僚に好かれ、うまく回りを動かしながら仕事をこなせる人、そんな人がたくさんいるのです。そしてそんな人達と延々と比較されてしまうのです。一方、少し規模の小さい中小企業を選ぶと、比較的、そういった優秀な人達は少なくなります。自分とレベルがあった人と仕事できることは精神的にも落ち着きます。RPGゲームのように自分のレベルの合う会社でレベル上げして、そこから大企業などにチャレンジしていけばいいのです。
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