昭和ナウナウヤングマン！完全なる広島南アルプス14座徹底解説を見逃すな‼️

広島南アルプス縦走・白昼夢の記録

今回の広島南アルプス縦走は、まるで不思議な縁に導かれるように、「昭和ナウナウヤングマン」のメンバーである伊藤氏、赤猫氏、そして私の三人で隊を組み、挑戦しました。
伊藤氏は、なんと今回が初登山！驚きです！
対する赤猫氏も登山歴2年と決して長くはないものの、つい先週、呉の九嶺（きゅうれい)を完歩したばかりという、まさしく経験豊かなベテランです。

山行当日
カレンダーは水無月（みなづき）６月と記されていましたが、空は珍しく、性急に梅雨明けを告げたばかりの異例の事態。
日中の気温は灼熱の31度にまで上がり、三次に至っては37度を記録するほど！まるで真夏が早々に訪れたかのようでした。深い森の奥では、時折肌を撫でる風が束（つかのま）の安らぎをもたらしましたが、武田山を越え、火山へと続く道程（どうてい）に、私たち三人はまさに燃えるよう山に苦しんだ。

険しい上り下りを繰り返すうち、私たちの体力は次第に消耗していきました。
そんな時、赤猫氏が差し出してくれたのは、凍（こお）るように冷たい飲み物。その冷たさが、枯れゆく命を再び脈打たせるかのように、私たちを生き返らせたのです。額（ひたい）に貼った冷却（れいきゃく）シートもまた、この過酷な行軍（こうぐん）において、ささやかながらも慰（なぐさ）めとなりました。

己斐峠（こいとうげ）での休憩中、私は疲労のあまり、現実と夢の狭間を彷徨（さまよ）っていました。そこに現れたのは、北の大地(北海道)の山々を巡るために鍛錬を積んでいるという、仲睦まじい男女。彼らが背負う、およそ20キロにも及（およ）ぶ重い荷物を見て、私はただ、その途方もない重さに息を呑むばかりでした。そして、赤猫氏の服に潜り込んでいたマダニを、彼らが鮮（あざ）やかに駆逐（くちく）してくださったこと、この恩義は忘れることができません。あの吸血虫、こんなにも頑（かたく）なに食らいつくものとは（後日、適切な道具を買いに行きました）。

鬼ヶ城山から見下ろす景色は、この世のものとは思えないほどに壮麗（そうれい）で、私はただ、その絶景に心を奪われました。やがて鈴ヶ峰西峰から八幡東登山口へと下山し、ついにこの広島南アルプスの全貌（ぜんぼう）を、私たち「昭和ナウナウヤングマン」は踏破（とうは）した次第でございます。

今回の山行の足跡

累積標高： 1664m

歩いた距離： 19.2km

要した時間： 12時間30分

この一部始終を収めた映像が完成しました！ 皆様、ぜひたっぷりとお楽しみくださいませ。

今回のYAMAPレポート
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インスタグラム
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