それでも、声をあげる理由【オリジナル曲】

私はカウンセラーでもないし、私自身にも限界はあります。
でも、苦しんでいる人の存在を忘れないことはできるし、そうしたい。
正直、根本的な問題を解決できるわけではないけれど、
自分自身に言い聞かせると共に、
悩んでいる人たちの声が届く場所は、ちゃんとあるんだ、
ということを伝えたい。それだけです。

…以下、歌詞です。

──── ౨ᥫ᭡ৎ ──────── ౨ᥫ᭡ৎ ────────

かまってちゃんって　言われた言葉が
心の奥で　今も刺さってる
誰かの正論　正しいのかもね
でも正しさだけじゃ　息ができない

吐き出したら問題扱いされる世界で
何を信じれば　許されるの？

美化なんかじゃない　これが現実（リアル）だよ
誰にも気づかれず　擦り切れていく心
助けを呼ぶ声は、規則に反していますか？
この痛みは、見なかったことにされるのが当たり前ですか？
誰にも迷惑かけずに、傷つけずに、苦しむ方法ってありますか？

本当はただ　誰かに「大丈夫？」って
聞いてほしかっただけだった
病院も　相談窓口も　知ってるよ
でもそこに行っても変わらないこともあるんだよ

見なかったことにされる痛みの中で
どうやって声を選べばよかった？

優しさのない答えで　見限らないで
泣くことも　弱音も　生きてる証
たとえ伝わらなくても　それでも叫ぶよ
誰かの心を　撃つためにじゃない
誰かの孤独に　届くように

あなたが　いつか泣きたくなったら
思い出して　ひとりじゃないってこと
私はあなたを　無視しない
あなたの声も　ここにあるから

否定されても　笑われても
それでも生きてる　私の声は
かまってちゃんで　構わない
私を必要とする　誰かがいる限り
私は　声をあげる

声を上げたっていい──
生きたいって、叫んでいい。


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