【朝の連続テレビ小説「ばけばけ」】文豪・小泉八雲と妻のセツをモデルにした主人公を演じる2人が島根県松江市で会見

来年秋に放送される朝の連続テレビ小説「ばけばけ」。松江ゆかりの文豪・小泉八雲と妻のセツをモデルにした主人公を演じる2人が、11月28日に島根県松江市を訪れ、会見を行いました。

11月28日、島根県松江市の小泉八雲旧居に訪れたのは、俳優の髙石あかりさんとトミー・バストウさんです。2人は来年秋から始まる連続テレビ小説「ばけばけ」で主人公を演じます。

髙石あかりさん
「やっと島根、松江の方に来ることができてうれしいです。本日は、少しですがお話しできたらうれしいです。よろしくお願いします」

髙石あかりさんは、宮崎県出身の21歳。朝ドラのヒロインのオーディションとしては過去3番目に多い2892人から選ばれました。

髙石あかりさん
「小さい時から朝ドラヒロインになるのが夢で、決まったと聞いた時は一番の夢だったので、たぶん一生もう味わう事ができない感覚というか」

一方、国内外から1767人が参加したオーディションで、小泉八雲（パトリック・ラフカディオ・ハーン）がモデルのヘブン役に抜擢されたトミー・バストウさん。イギリス出身の33歳。10年前から勉強しているという流暢な日本語であいさつしました。

トミー・バストウさん
「歓迎してくれてありがとうございます。日本語お勉強中のトミーです。片言ですが許してください。どうぞよろしくお願いいたします」

夫婦役を演じる2人。会見前日に初めて会ったということですが、すでに仲睦まじい様子もみせていました。また、初めて訪れたという松江市の印象を聞かれるとー。

髙石あかりさん
「自然、松の木がたくさん生えているっていうこともあって、自然の温かみみたいなのをすごい感じましたし、でも夜のなるとちょっと怖いのかなとか、色々考えました」

トミー・バストウさん
「（ハーンが）初めて松江に来た所。ホテル。やっぱりその景色を見ながらハーンさんの考え方を考えようとしました。よく役に立ちました」

小泉八雲記念館　小泉 凡 館長
「まず第一印象、予想していた以上に素敵な方たちで、このお二人に演じていただけるっていうのは本当によかったなという風に思いました」
「小泉八雲記念館、10月の来館者が去年の1.5、6倍になっていますし」

すでに盛り上がりを見せているという小泉八雲ゆかりの地。

今後、松江市などでも撮影が行われる予定となっていて、小泉八雲記念館の小泉館長は、「2人の半生に思いをはせながら、是非たくさんの人が訪れてほしい」と話していました。


（2024年11月28日放送　One LIFE＆NEWSより）


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