中学受験に危機感を持つべき 勉強しても9割はAIに負ける現実 AIアルゴリズムの特許保持者の意見

AIが得意なこと（人間が無理に張り合わなくていいこと）
記憶・情報検索（知識問題）

計算・分析

パターン認識（画像認識、翻訳など）

大量のデータ処理や、速くて正確な反復作業

これって、まさに「受験勉強」が得意とする分野に近いところでもあります。だから、受験勉強“だけ”だと、将来AIと同じ土俵で戦うことになってしまいがち。

じゃあ、AIには難しいこと＝人間が勉強すべきことって？
1. 問いを立てる力
AIは質問には答えられるけど、「本質的な問いを立てる力」にはまだ弱い。
→ 例：「今の社会の制度はなぜこの形なのか？」「この常識って本当に正しいのか？」

哲学、倫理、歴史、文学など、物事を深く考える学問はすごく大事。

2. 想像力・創造力
全く新しいアイデアや、これまでにない組み合わせを生み出す力。
→ 芸術、音楽、ストーリーテリング、デザイン、商品企画など。

3. 人との関わりの中での感受性や共感力
人間の感情や空気を読んで行動したり、相手の背景を考慮して言葉を選んだり。
→ カウンセリング、教育、リーダーシップ、交渉など。

4. 身体性・実践知
職人技や、スポーツ、介護など、身体を使って状況に応じて判断しながら動く知性。
→ これは言語化が難しいので、AIに教えるのが難しい領域。

5. 多様な視点を統合する力
正解が一つじゃない世界で、対立する立場を調停したり、包括的に物事を考える力。
→ SDGs、国際関係、地域コミュニティの運営など。

つまり、AIが「答え」を出せる時代だからこそ、
人間は「問いを立てる」「意味を考える」「人と繋がる」ことに強くなるべき。
だから、受験勉強をやるなら、**その先にある“自分なりの問い”**を探す勉強にしていくのがいいかも。

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