【愛子さま初の単独“鴨場接待”】鴨が飛ばないハプニングも…皇室伝統の「鴨猟」で外交団をおもてなし|TBS NEWS DIG
Автор: TBS NEWS DIG Powered by JNN
Загружено: 2025-12-17
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天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは、皇室の伝統文化「鴨猟」を通じて、16か国の外交団をもてなされました。愛子さま単独で鴨場での接待に臨まれるのは、今回が初めてです。
きょう午前、埼玉県越谷市にある宮内庁の「埼玉鴨場」に到着された愛子さま。駐日大使らと英語であいさつを交わし、笑顔で握手をされました。
メキシコ大使
「How are you?」
愛子さま
「I'm fine thank you」
メキシコ大使
「Glad to see you」
愛子さま
「And you?」
メキシコ大使
「Have a nice day」
愛子さまが臨まれたのは、皇室の冬の恒例行事「鴨場接待」。毎年、5回ほど行われていて、国内外の要人をもてなす場として使われています。
江戸時代に将軍家や大名家で行われていた「鴨猟」。明治以降に皇室が継承し、今日に至っていますが、その技法は独特です。
宮内庁の鴨場に集まった野生の鴨を堀まで誘導し、飛び立つところを「叉手網」と呼ばれる手作りの網で傷つけずに捕獲するのです。
捕獲した鴨は食用にはせず、生態調査に役立てるために足にしるしをつけ、すべて「鴨場」で放します。
この「鴨場」と言えば、忘れられないのが…
天皇陛下(当時皇太子さま 1993年)
「千葉県の鴨場でもって、雅子さんのほうに私と結婚していただけますかというようなことを申しました」
これは当時、皇太子だった天皇陛下と雅子さまの婚約後の会見。宮内庁が持つ千葉県市川市の「新浜鴨場」で、陛下は雅子さまにプロポーズされたのです。
雅子さま
「逃げちゃう…」
皇室の伝統文化となった「鴨猟」と「鴨場接待」。愛子さまが出席されるのは2回目で、単独では初めてとなります。
愛子さまはリラックスした表情で大使たちと談笑。その後、捕獲した鴨をそっと地面に放しましたが…鴨がなかなか飛び立とうとしないハプニングに思わず戸惑いの表情をされる愛子さま。
愛子さま
「大丈夫です?」
職員
「大丈夫だと思うんですよ。結構人になれていると、飛ばないんですよ」
別の鴨を受け取り、優しく放すと、鴨は元気に飛び立ち、大使たちからは拍手が起こりました。愛子さまが最初に受け取った鴨も無事に飛び立っていったということです。
愛子さまは大使らの写真撮影に応じるなど交流を続け、国際親善に励まれていました。
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