捻らない捻り=纏絲勁
Автор: 松村晃成 波紋太極拳
Загружено: 2025-07-11
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胯を後ろに切り、腰を前に捻る。
この動作は、単なる回転ではなく、「+−零」の力学であり、同時に“捻らない”という無為自然の思想と響き合っている。
ここにこそ、纏絲勁の真髄がある。
腕相撲、上げ手、当身――すべてはこの螺旋構造の中に内包される。
道の極致は「静」に宿る。明鏡止水の“静”は、奥義であり、理そのものの境地。理屈が通らずとも、静が心にあれば全てが調和し整う。静は森羅万象を知り尽くし、なお揺るがぬ不動の心。動を制する静は、技を超え、時の流れさえ支配する間の極致。静なる者は、宇宙の真理を掌中に収め、無限の力を秘める。
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