【第2回『政治の約束②』ハンナ・アーレント(Hannah Arendt)(筑摩書房)】講師:若山哲郎(民間の学者)
Автор: hideki mizuguchi
Загружено: 2022-03-04
Просмотров: 66
今回は第3章「モンテスキューによる伝統の修正」、第4章「ヘーゲルからマルクスへ」、第5章「伝統の終焉」。私は個人的に、第3章「モンテスキューによる伝統の修正」にあった「恐怖、無力、孤立」のところが勉強になった。アーレントは「人間の複数性」という考え方から思索しているが、「専制体」という政治形態では、恐怖を人間に与えて統治をする。この恐怖というのは、政治的に言えば、市民に市民活動の限界を感じさせ、無力さからくる絶望のことを言っている。
その結果、市民は無力さから権力へ向かう意見をもち、支配に甘んじようとする心性が生まれる。専制体は、市民に無力感を感じさせ、統治する方法であり、現代社会に警鐘を鳴らす指摘である。
Доступные форматы для скачивания:
Скачать видео mp4
-
Информация по загрузке: