国指定 重要無形民俗文化財 高千穂の夜神楽 柚木野神社下組神楽(ゆのきのじんじゃしもぐみかぐら)
Автор: 宮崎県文化財課
Загружено: 2018-03-30
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下組神楽が保存伝承されている下組自治公民館区は、高千穂町中心街から西に延びる国道325号線の上野地区南側に位置する集落で、世帯数90戸で構成されている。氏神社の柚木野神社は、古くは柚木野大明神と称し、山の神である大山祇命と農業の神として祭祀される歳神を主祭神とし、明治4年に集落の天神社を合祀している。
夜神楽は10数戸を小組とする6集落の廻し当番で行われ、柚木野集落が当番の年は神社敷地内の自治公民館を神楽宿としているが、その他の集落では今なお民家を神楽宿としている。この年の当番集落・鬼切畑には、高千穂神社の御祭神で神武天皇の兄神にあたる三毛沼尊の鬼八退治伝説地名伝承が残されている。その旧跡が「鬼切り石」で、伝えでは、阿蘇谷に身を隠していた鬼八がこの地に姿を現したため、尊が鬼切丸という刀で一太刀切りつけたが、石の上に乗っていた鬼八が飛びのいたため太刀は外れ、その割れ目が太刀の跡といわれている。また、奥高千穂峡といわれる尾橋渓谷をはじめ、塵取ケ池に棲む大蛇八體龍を祀る八體龍宮神社など、豊かな自然景観と水神信仰が今に息づいている。
高千穂の神楽は合併前の旧村で祭場の飾りや舞、被り物等に若干の違いがあり、旧上野村・田原村系統に属する下組神楽では、立烏帽子・角髪鉢巻の他に折烏帽子や毛笠と呼ばれる頭髪を用いる。15人の神楽祝子者のうち、20代から40代の後継者が半数を占めるようになり、熱心な伝承活動を継続している。
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