【アクアリウム/水槽水管理】硝酸を除去する方法はこれが一番!=濾材のウエット&ドライで熱帯魚水槽の水換えが減る/間欠ろ過式好気性脱窒装置を大田区のショールームを見学してきました【熱帯魚・エビ飼育情報】
Автор: BM World Aquarium Club / by モノノケにいさん
Загружено: 2021-04-15
Просмотров: 53415
※今回動画中で紹介している間欠ろ過式好気性脱窒装置は、東京海洋大学の特許技術であるため、許可なく模倣して作成したものを紹介・販売することは違反となりますのでご注意ください。
生体の糞尿なんかが硝酸まで分解されることを硝化というわけですが、これにはすべての工程でそれぞれの役割をするバクテリアが関わっているわけなんですけど、最後に残った硝酸は自然界ではどうなるのかっていうと、やはり分解されて窒素としてどこかにいくわけですが、これを脱窒というようなんですね。脱窒を行うバクテリアはどこでも存在し、自然界では条件が整えば脱窒が起こるってことなんですけど、主流な考え方は、酸素がない場所でいわゆる嫌気性の脱窒バクテリアによって窒素ガスに変化されるということですが、河川や湖沼の底泥で脱窒がおこりやすいなんていうことも言われています。多くの下水処理場では特殊な嫌気性の環境、脱窒槽を作ってそこでそのような嫌気性のバクテリアによって硝酸を窒素に還元しているようです。そういった環境は水槽内で完全にできないかっていうとそうでもないようなのですが、水槽内で嫌気性の環境は作りにくくまた別のバクテリアが繁殖したりといった別の問題が発生するのであまり期待できるところではないようです。むしろ成長の早い水草をボーボーにして硝酸を栄養として取り込ませてトリミングを頻繁に行う方が脱窒効果はあるかもしれないと思っています。
そんな感じなんですけど、嫌気性のバクテリアだけが硝酸を分解して脱窒するのかってことなんですけど、そうではなくて好気性の脱窒バクテリアも存在するってことでですね、なんとそれを水槽で使って脱窒をしようっていう商品があるんですけど、私の尊敬するチャンネルプリンセスも動画で紹介していてですね、エアリフト式好気性脱窒ろ過機ってことで販売されているんですけどこれに関してはチャンネルプリンセスの動画を見ていただくか商品のサイトで確認していただいてということなんですけど、ちなみに商品名はナイトキラーくるくるエアリフト式好気性脱窒ろ過機ていいます。以前購入しようと思ったんですけど、送料がすごい高かったんでやめたんです。高い送料はらうのが悔しいから買わないってやつですね。でもやっぱりそういう水槽で脱窒できるやつが欲しいと思って色々さがしていたんですけどそうしたらですね、一般向けに商品化はしていないけど好気脱窒細菌の働きにより好気状態で硝酸の除去を行うというシステムについて紹介しているサイト、株式会社プレスカっていう企業がやっているんですけど、それを見つけたわけです。
この好気性バクテリアによる脱窒の仕組みについては後で触れますが、この株式会社プレスカに連絡して一般向けの商品がないかって聞いてみたわけなんですけど、一般向けとして商品化したものはないってことで、また色々あってその会社自体は商品を販売していないから代理店につなぐといわれてですね、代理店の連絡先をもらったわけです。で、代理店の代表の方からお返事をいただいてですね、大田区にショールームを作っているところですので出来たら見に来てください、って話になってですね、今回訪問してきたわけなんであります。
大田区にあるんですけど、グーグルマップってはっぱり便利ですね。初めての場所でも問題なくたどり着けてしまうっていう。アフリカでも使えますからね。場所によってはグーグルマップに建物とか道も表示されなくて自分の位置だけが動いていく、なんて感じのときもありますが、それも自分がどこにいるか把握できるので、十年前よりもずいぶんと便利になりましたね。グーグルマップが無い時は出張中に目的地を50㎞くらい通り過ぎでしまったこともありましたけどね。運転手任せにするとそういうことが起きるんであります。
そのショールームの中はほかの企業のものなどあったりするので撮影はしないでくださいっていうことでしたので映像がないのですが、わかりやすく説明していきたいと思うんですけど、そこでやってる好気性脱窒菌による硝酸の分解、窒素還元ですね、脱窒ですね、これは基本として海水に利用するということが前提だそうなんです。ただしショールームには淡水水槽もあってですね、エンゼルフィッシュが10匹くらいいましたが、現在のところうまくいっているってことでした。メインは家庭用の浴槽の3倍くらいのサイズの水槽というかプールがあって、そのほかにも120cm水槽があってそこでも好気性脱窒が行われているわけです。エンゼルフィッシュの水槽以外は海水水槽となっていてフグとヒラメの幼魚が入っていました。まあ入っている魚はなんでもいいんですけどね。
さて、この好気性の環境での脱窒ですね、硝酸をバクテリアで分解して窒素ガスにするという仕組みなんですが、好気脱窒っていうのは、嫌気脱窒細菌、バクテリアのことですけど、これがが無酸素条件下で硝酸を除去するものとはちがってですね、好気脱窒細菌の働きで水中で硝酸を除去するため、酸素が豊富な環境でも脱窒が可能な処理方式ってことです。また、間欠ろ過ってことなんですけど、ろ過槽に水が入ったり抜いたりすることによって、脱窒細菌が繁殖しているろ材が、 水に漬かったり、水からでて空気に触れたりすることを交互に繰り返すウエット&ドライと呼ばれる処理方式ってことなんですけど、上から濾材に水をかけっぱなしにしたりするよりも効果が高いということです。先ほど触れたナイトキラーくるくる、エアリフト式好気性脱窒濾過器は水中でエアポンプによる泡を受けてくるくるさせるタイプであり、ずっと水の中にあるので、水から出たり漬かったりするこのタイプとは違うわけです。ということで、この大田区のショールームにある装置は、ろ材が気体暴露と液体浸漬とを繰り返しながら、ろ材に繁殖している好気脱窒細菌の働きにより好気状態で硝酸の除去を行う、といったもののようです。
この好気性脱窒に使うろ材は普通の濾材と違ってそれ自体がバクテリアのエサになるということで特殊な材質なんですけど、別の販売担当の会社がヤフオクのみで販売しているといことで、じゃーヤフオクで買いますっていったら、ショールームにも在庫があったので売ってもらいました。買ってきました。3000円です。安くはないですね。それはいいんですけど、難関なのは、濾材が水に漬かったり、水から出たりっていう環境を水槽のろ過装置に加えなければならないんですけど、この部分はまだ販売されていないということです。上部フィルターの一番上にこのろ材を置くとかしても一定の効果があるということなんですけど、やっぱり一番効果的な方法があるわけですからそれをやってみたいわけです。簡単なのはこのショールームにあった淡水水槽の仕組みを真似すればいいんですけど、どうやって濾材が水に漬かったり出たりしていたかというとですね、このような感じです(絵)。
水中ポンプでくみ上げられた飼育水が濾過漕に入るわけですが、だんだん水が溜まってくると、この長さの違うU字パイプにも水が全部はいって、全部はいるとサイフォンの原理でU字パイプの長く水槽に繋がるところから水が水槽の中に戻る、という仕組みです。これは頑張れば自作できますね。なので日本を出国して現地で落ち着いたら必ずやろうと思っています。そしてこの仕組みでスラウェシというエビを飼育することを宣言したいと思います。
Доступные форматы для скачивания:
Скачать видео mp4
-
Информация по загрузке: