※ネタバレ注意！【マダミス】　碧い涙に、はなむけを　【いまき視点】　

■いまきの紹介
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【概要】
2XXX、地球はアンドロイドの手に落ちた。

シンギュラリティを超えた機械の反乱により人類は未曾有の大打撃を受けた。
生き残った者は人種・国家の垣根を越えて「解放軍」を組織し、激しい戦いを繰り広げたが程なく大勢は決し、人々は新天地を求めて旅立つこととなった。

あなたたちは人類の生き残りであり、新たな星へと向かう船の１つ『星間連絡船ドゥンケラーヴァイト号』の乗組員である。
ドゥンケラーヴァイト号には主に地球からの脱出が遅れた人々を搭乗させており、星間連絡船の母船団（本隊）との合流を目指している。

【事件】

母船団への合流を目前にしていた、ある日。研究員の一人・ディアナの死体がドゥンケラーヴァイト号の「ブリッジ（操縦室）」で発見された。医師によると、詳細な報告には時間を要するが他殺に間違いはないとのことだ。

その夜、ディアナと同じモジュール（区画）におり、船内を歩いていたことが分かっているのは6人。中でも当直の仕事がなかったのは「船長」「技師」「操縦士」「通信士」の4人だ。
船長は関係者を集め、聞き取り調査を行うこととした。だが、事態が殺人である以上、話を聞いて終わるわけにはいかない情報収集と調査、そして裁定の結果、最も犯人として疑わしき一人を「冷凍睡眠（コールドスリープ）」に処すこととした。
「冷凍睡眠」は本来ならば緊急時に行われる「いちかばちか」の手段であり、蘇生率は3割程度。運よく生き返ったとしても、その後に待っているのは軍法裁判と処罰だ。

容疑者には船長も含まれていること、容疑がかかっている者は必死に情報を集めるであろうことから、コールドスリープに処す者を決定する裁定は、船長の一存ではなく、関係者の多数決で行われることとなった。

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