【土佐の地酒】酒米の精米「球形」と「原形」の違い知ってますか?県内19酒蔵集合【高知】
Автор: 高知さんさんテレビ
Загружено: 23 апр. 2025 г.
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高知大丸で4月23日から土佐の地酒の試飲会が始まりました。と言っても普通の試飲会ではありません。飲み比べるのは原料の米の精米の違い。「球形」と「原形」とは…
金子記者:
「土佐鶴、久礼に豊乃梅、県内にある19の酒蔵のお酒が勢ぞろいしています」
高知大丸の地下一階で23日から地酒の試飲販売会が始まりました。去年、新たに加わった川澤酒造を含む19蔵・35種類の土佐酒が並びます。
金子記者:
「こちらの目玉は【球形精米】を使ったお酒と【原形精米】を使ったお酒の飲み比べが楽しめるんです」
雑味のないお酒を造るためには米の外側にあるたんぱく質などを削る精米作業が欠かせません。
高知県酒造組合・上東治彦さん:
「球形精米は米の上下を削るんですけど、どうしても削りが残ってしまう。そこにたんぱく質が残るんですけども原形精米になると米の形通りに削っていくのでたんぱく質が均等に削られていく(原形精米の方が)たんぱく質の含量も減っている」
2つを並べてみると楕円形の球形精米に対して原形精米は米の形がしっかりと残っているのがわかります。
去年操業を再開した酒米の精米工場では四国唯一となる「原形精米機」を導入。興味を持った県内の酒蔵から試験的に原形精米での注文があるなど今後の展開が期待されます。
飲み比べた人の反応は…
試飲した人:「(球形)美味しい。(原形)あ!全然スッキリ」
高知県酒造組合・上東治彦さん:Q”原形精米”味の特徴は?
「(たんぱく質を削り取ることで)できたお酒のアミノ酸が少なくなる。アミノ酸は多いとうまみがあるんですけど多すぎると味が重たくなる。(原形精米は)アミノ酸が少なくなることでお酒の味がより軽くスッキリとした味わいになる」
精米技術の進歩によりさらに土佐酒の魅力向上が期待される一方で、心配なのが米の高騰です。主食用の米の価格が高止まりしている中、酒造りに使用する酒米には影響はないのでしょうか。
地域商社こうち・竹内清彦社長:
「昨今の価格高騰がありますので、従来の酒米よりも高くなっている現状があるので(農家の方が酒米から主食米作りに)移るんじゃないかと心配しています
これまでは主食用の米に比べ酒米は高い価格で取引されていましたが、昨今の価格高騰で値段が逆転。酒米作りから離れる農家が増える可能性があると言います。
地域商社こうち・竹内清彦社長:
「酒米精米工場が持続的な事業を行える体制を構築することで、安定的に酒米農家に米を
作っていただく、各酒蔵さんに供給できるという体制を維持していければと思う」
原形精米で生まれた新しい土佐酒が消費者だけでなく酒蔵、さらには酒米を作る農家を盛り上げるきっかけになるのか。土佐酒試飲即売会はゴールデンウィークいっぱい行われます。

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