アネモネと世界線 feat. 初音ミク

#初音ミク #vocaloid #ボカロ

Lyrics

桜散り季節が巡っても
遠くまで連なる青信号は
いつか赤く染まるから
だから私、足を止めるから

咲きかけの青紫色
アコースティックな残響
色褪せない記憶に伝う
“もう届かない”

何故だろうかこんなに
キミのいなくなった東京は
変わらず騒がしいのに
前とは違って冷たいよ

終わりの始まりに
気づいたその日から私は願い
神様。“世界を生まれ変らせて”って

ここにキミはいない
だけどこんなにキミへの想いが
溢れて傷口に染みて痛いよ

ここに奇跡はない
淡い願いは
叶わないと分かっているんだ

キミと過ごした日々はまるで
隠された財宝を探す旅路の様な
流れる運命をそっと覗く様な

永遠に続く物語はないって教えてくれた
この世界線にはさよなら
それでいいだろう

ここに私ひとり
だからこんなにキミへの想いが
溢れて音に変わり響き渡るの

ここに奇跡はない
ただただ私は
平然と踊り続ける

世界でキミはひとり　そんな当たり前が
ふとした瞬間に　違和感に包まれて私思うの

たったひとりとの出会いが
私の全てを変えてしまった

この十字路をかき分け
2度と会うことのないたったひとりと

ここにキミはいない
だけどこんなにキミへの想いが
溢れて傷口に染みて痛いよ

ここに奇跡はない
淡い願いは
叶わないと分かっているんだ