【ウマ娘】エルコンドルパサー 温泉旅行エンド♡ 【素顔が可愛過ぎる！】

ヨーロッパの聖域であるクラシックディスタンスのG1（2400m）を日本調教馬として初めて制した馬、欧州の頂点にあと1/2馬身まで迫った怪鳥エルコンドルパサーとの温泉旅行です。マスク外すと甘えキャラになるエルにやられました...

渡辺隆オーナーの拘り血統、ゲームでいうかなり危険な配合からアメリカで生まれたスーパーホースエルコンドルパサー。海外のプロブリーダーもこんな配合はしない...と言うぐらい危険な配合。
ウマ娘ではレアリティ☆2スタートというのが納得がいきません笑

豆知識になりますがこのエルコンドルパサーと名前をつけられたのは実は2代目になります。初代は嶋田功廐舎のエルコンドルパサー。エルコンドルパサーには、6歳上に同名の先輩がいました。もちろんオーナーは渡辺隆氏。初代はスリルショーの初年度産駒でよく走るという事からエルコンドルパサーの名を付けられる事に。しかし新馬デビューの週の最終追い切りで骨折。診断は能失(競走能力喪失)、その後エルコンドルパサーの名前は大切に暖められ、これぞ！という馬に名付けた2代目が世界最高のGI凱旋門賞で2着するほどの大物に育ちました。

どんな長所があるのか分からないと言われていたエルですがデビューすると力の違いを見せつけダートレースを連勝、初の芝レースであるNHKマイルカップを制覇、毎日王冠では本格化した異次元の逃亡者サイレンススズカに敗れるものの次走ジャパンカップでは女傑エアグルーヴ、ダービー馬スペシャルウィークを相手にせず。翌年は国内で出走せずヨーロッパ遠征を敢行。フランスのG1サンクルー大賞典では凱旋門賞馬サガミクス、前年度のヨーロッパ年度代表馬ドリームウェルらを退け一躍凱旋門賞の本命候補に。

前哨戦であるフォア賞を勝ち迎えた凱旋門賞ではモンジュー（アニメウマ娘ではブロワイエという名前で登場）に1/2馬身差で敗れるも「チャンピオンは2頭居た」と評価を受け、これは普段ヨーロッパ以外の競走馬に対して厳しいフランスメディアの評価としては異例の出来事だったと言われています。引退後の繋養先である社台スタリオンステーションから現役続行しジャパンカップか有馬記念への出走を打診されるも固辞。同年のジャパンカップデーに引退式を執り行った。そのジャパンカップにはモンジューを含むエルコンドルパサーがヨーロッパで対戦した名馬達が来日。ヨーロッパの馬達には不利な馬場（日本の高速馬場と欧州の深い芝）となるにも関わらずほぼ全てのライバル達が来日したのはどう考えてもエルに対するリスペクトだと思っています。この年を思い出しただけでも泣けてくる笑、、、

1999年 凱旋門賞
   • 1999年 第78回凱旋門賞 日本語実況版  

インターナショナル・クラシフィケーションによるレート「134」、タイムフォームによるレート「136」は、いずれも2021年時点で日本調教馬についての史上最高数値として保持されています。
後にも先にもヨーロッパで日本馬として最も高い評価を受けているエルコンドルパサーは2014年に遂にJRA殿堂入りを果たしました。エルコンドルパサー引退から実に15年後のことだったのです。

エルコンドルパサー脅威の連対率100%

◇エルコンドルパサーが負けた3レース
勝ち馬サイレンススズカ 2.1/2馬身差（1998毎日王冠）
勝ち馬クロコルージュ 3/4馬身差 （1999イスパーン賞）
勝ち馬モンジュー 1/2馬身差（1999凱旋門賞）

エルコンドルパサーに復帰した怪物グラスワンダー、本格化した異次元の逃亡者サイレンススズカが揃いG1よりも盛り上がった伝説のG2と呼ばれる毎日王冠、サイレンススズカの凄さが際立つ結果となりエルコンドルパサーに2馬身差もつけたのは結局この馬だけ。

イスパーン賞での敗戦はヨーロッパ初戦だったのが影響していてエルコンドルパサーですら遠征直後ヨーロッパの芝に苦戦していたそうです。そして凱旋門賞、展開から自然と逃げる形になって最後は突き放すもモンジューの前に立ち塞がる普通なら開かない壁がスッと開きその後脚を伸ばしてきたモンジューに1/2馬身交わされました。

凱旋門賞挑戦のノウハウを熟知しているチームエルコンドルパサー（二ノ宮敬宇厩舎、蛯名正義ジョッキー、トニークラウト厩舎）は後にナカヤマフェスタでも凱旋門賞を頭差の2着と実は最も世界の頂に迫っているという、、、いつかフェスタくんもウマ娘に実装お願いします！あとペットのマンボは父キングマンボから来ててかわいいですね！

英語表記：El Condor Pasa（エルコンドルパサー）1995.3.17〜2002.7.16
主戦騎手：的場均→蛯名正義
史実：11戦8勝 [8-3-0-0]
主な勝ち鞍：サンクルー大賞典、ジャパンカップ、NHKマイルカップ
獲得賞金：3億7,607万円 (中央)
父キングマンボ
母サドラーズギャル
母父サドラーズウェルズ

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