2025.8.1　中東エキスパートの川上泰徳記者が、イスラエルの占領地を歩いて撮影したドキュメンタリー映画「壁の外側と内側」8月30日から公開　川上記者インタビュー前編　映画予告編あり

流暢なアラビア語を話し、通訳なしで取材ができる欧米日では稀有な中近東世界のエキスパート、川上泰徳記者（1956年生まれ。元朝日新聞編集委員）が、イスラエルの占領地・ヨルダン川西岸地区を歩き、初のドキュメンタリー映画「壁の外側と内側」を作り上げました。

イスラエル軍やユダヤ人入植者のパレスチナ人への嫌がらせ、破壊や暴力が生々しい動画で報告されます。

これまでペンとカメラで報道を続けてきた川上記者。本作の９０％をiPhone14 Pro Maxで撮影しました。

どうして動画でパレスチナのイスラエル占領地を報告しようと思ったのか？
ヨルダン川西岸で見た暴力と破壊の実態は？
など、川上記者にお話を伺います。
（インタビューは2025年7月22日、東京都内で。聞き手：烏賀陽弘道）

00:00　東京・渋谷での試写会
00:53　試写会での川上記者あいさつ
04:39　映画予告編
06:41　川上記者インタビュー

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「壁の外側と内側」は2025年8月30日から東京・渋谷「ユーロスペース」で一般公開されます。
http://www.eurospace.co.jp/
その後の全国での公開は未定です。

映画公式WEBサイト：
https://out-in-thewall.com/

ウガ金　川上泰徳記者インタビュー（2023年12月）
ガザの惨劇はなぜ起きた？
その１：   • 2023.12.15　川上泰徳・元朝日新聞編集委員に聞く　ガザの惨劇はなぜ起きた？　...  
その２：   • 2023.12.30　川上泰徳・元朝日新聞編集委員インタビュー２　なぜガザの少年はハ...  
その３：   • 2024.1.5　川上泰徳・元朝日新聞編集委員に聞く３　パレスチナとアラブ諸国の内政...  
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かわかみ・やすのり
1956年、長崎県生まれ。
大阪外国語大学アラビア語科卒。
1981年、朝日新聞社入社。
それ以来、カイロ、エルサレム、バグダッドなど現地に駐在通算12年。
編集委員・論説委員を経て朝日新聞社初の中東駐在編集委員に。
2002年、中東報道でボーン・上田記念国際記者賞。
2015年、朝日新聞社を退社。
退社後も、エジプトに拠点を持ちながらフリーランス記者として中東報道を続けておられます。

川上さんがニュース週刊誌「AERA」のデスク（副編集長）時代、烏賀陽はその下で働く部下でした。

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