【LIVE】Ensemble il vischio〜始動！！〜

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Ensemble il vischio〜始動！！〜
オンライン生配信×有観客コンサート！！

2020.11/16 Mon.
19:30開演(18:45開場) 霞町音楽堂
会場Ticket:2000円
生配信は無料、投げ銭システムとなります。


主催 :  Ensemble il vischio 
協賛 :  IL VIORINO MAGICO
後援：霞町音楽堂



『音楽は不要不急ものなのか』
緊急事態宣言により、音楽家は演奏活動の中止・中断を余儀なくされました。
自宅で音楽と向き合う中、そう考えると同時に、今までの演奏会の
一つ一つがどれだけ感謝すべきことだったのか、改めて気付かされました。
今、少しずつ「コロナ前」の日常が戻ってきています。
しかし、果たしてそのまま戻って良いのでしょうか。
活動自粛中に考えたことを忘れず、今度は演奏家自らが動いて、
音楽が必要とされる社会を自分たちで作る。
そんな意気込みとともに 「il vischio」 は歩んでまいります。
微力ではありますが、無力ではないと信じています。
私たちは10年、20年後を見据えながら活動してまいります。
ご声援、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします！


お問い合わせ
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（チケットをお申し込みの方は、お名前、枚数、ご連絡先の記載をお願い致します。）


Mozart : String Quintet No.1 B-dur K.174
　第1楽章  Allegro moderato
　第2楽章  Adagio
　第3楽章  Menuetto ma allegretto 
　第4楽章  Allegro


 
Brahms : String Sextet No.1 B-dur Op.18                             
　第1楽章  Allegro ma non troppo
　第2楽章  Andante ma moderato  
　第3楽章  Scherzo. Allegro molto - Trio. Animato
　第4楽章  Rondo. Poco Allegretto e grazioso

【Mozart:String Quintet No.1 K.174】
モーツァルトは35年の短い生涯に、6曲の弦楽五重奏曲を残しました。
6曲を通じてモーツァルトは2挺のヴィオラを巧みに駆使し、内声部の充実を図った事による
豊かな響き、その響きの中から生まれるヴァイオリンとヴィオラの旋律の掛け合い、
弦楽四重奏とはまた一味違った幅の広い表現を感じる取ることが出来ます。
本日演奏する第1番は、同時期の作曲家で円熟期を迎えていたミヒャエル・ハイドン(ヨーゼフ・ハイドンの弟)の弦楽五重奏曲を手本に、勉強の為に作曲されたと言われておりますが、
イタリアへの旅行後の作品という事もあるのか、イタリア的な明るさ、
17歳の青年モーツァルトの若々しさ、新鮮さが大変魅力的な作品です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　《加藤 大輔》

【Brahms:String Sextet No.1 Op.18】
ブラームスが27歳の時に書いた作品です。
彼は生涯独身でしたが、長年にわたってクララ・シューマンに思いを寄せていました。
しかし、クララは人妻。 ブラームスにとっては決して叶うことのない恋でした。
24歳のブラームスは、2歳年下のアガーテ・フォン・ジーボルトというソプラノ歌手と恋をします。
しかし、二人の明るい未来は訪れることはありませんでした。
「アガーテに自分の芸術活動について色々あれこれと話題にしてもらいたくない。」
心の支えのようなものを彼女に対して求めることが出来ず、結局アガーテとすぐに別れてしまいました。この作品はそのすぐ後に書き始めました。
ブラームスは、第2楽章をピアノ曲に編曲し、クララの誕生日にプレゼントしたそうです。 《依田 真宣》

《Ensemble il vischio》
*il vischio とはイタリア語でヤドリギ、花言葉で「困難に打ち勝つ」という意味をもちます。


水谷 晃
東京交響楽団 コンサートマスター

依田 真宣
東京フィルハーモニー交響楽団 コンサートマスター

加藤 大輔
東京フィルハーモニー交響楽団 副首席ヴィオラ奏者

小中澤 基道
日本フィルハーモニー交響楽団 ヴィオラ奏者

伊藤 文嗣
東京交響楽団 チェロ首席奏者

長谷川 彰子
新日本フィルハーモニー交響楽団 チェロ首席奏者