2025/03/09 第13回COMPE104スキー塾 カテゴリーC(プライズチャレンジ)ショートターン(ハンタマ)
Автор: COMPEのおやじ
Загружено: 2025-03-20
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捻りとズレのショートターン
*ウォールの急斜面は雪面状況が厳しい状態でした!
私市村の上達過程の格言【捻りを制する者は小回りを制する】
急斜面での検定の場合、捻り操作を使いズレを伴ったトップ&テールのショートターンと、ズレが少ないカービングターンの格付けは同等と考えています。当然、受検する会場やスクールの検定員のお考えが主である事は間違いはないので、求めるものに関しては事前講習等で確認して欲しい。
いづれにしてもショートターンは、スキーのトップ動きが左右される、テールメインのスキーの動きでは目標には達成できず、ズレを伴ったターンの質はより求められ、ズレ幅の少ない細長い三日月形、すなわちターン導入時ズレが無く、抜け出しでは切れて走る抜けでなくてはならない。更に、ターンの幅と落差は大きいが、ショートターンのタイミングとリズムでなければならない。
1)ズレを伴ったトップ&テールのショートターン
・基本的には舵取り長く切り替え短くしたい
・特に山周りからの仕上げ部分でテールに乗りトップを内側に捻り動かす
*イメージ的にはトップに雪を噛ませターン内側上部に雪を蹴る感じ・・・判るかな(塾生には伝えました)
・トップから入るためには、プチドルフィンの前後動(左右軸)を使う
・谷周りは母指球荷重→フォールラインはセンター荷重→山周りは踵荷重
・切り替えは、膝下を使いブーツを一瞬引きトップを下げる(テールを上げる)
・谷周りでは足首と膝を使い斜め後ろにソールを魅せるて角付けを強める
・フォールラインでは荷重を強め撓みを引き出しスキーを縦に滑らせ、重心も一緒に付いていく
・山周りが一番重要、圧を逃がさずに捻りを加える
捻り外脚は小指を反り上げる外反足と大腿四頭筋を内側に捻りながらトップを内側に
内脚は親指を反り上げる内反足と大腿四頭筋を外側に捻りながらトップを内側に
・スキースタンス幅はスキー1本分を開ける程度で少し狭いスタンスが捻りやすいし同調できる
2)カービングショートターンの勘違い
*レールターンと勘違いしている方が多いので違いを明確に
・カービングショートターンは切り替えから谷周りでスキーを動かす
・レールターンは切り替えから舵取り中スキーを動かさない
3)カービングショートターン
・この滑りは条件状況が整っていないと難しくなる(プライズ受験者レベル)
・基本的には斜度25度以下で整地斜面
・山周り(4時8時)の向角で得た圧を止め(溜め)斜めにスキーを走らせる
・止めて溜まった圧を斜め上に開放する際に重心は斜め下へ、スキーを入れ替える
・入れ替わったスキーは、重心の落下と共にテールを中心にフォールラインまで横振りする
・エッジが効いて圧が来たらスィングは辞め、重心はスキーと一緒に落下しながら外スキーの圧を強める
・また、スキーの高低差で内股関節を柔軟に使う
*谷周りでズレてる感覚でスキーを動かしているが、落差と幅を使ってるスペースがあるため、スキーの横ずれは無く、綺麗な2本線のカービングターンが可能になる
*YouTubeスペーレンスキーTVの中で奥俊と今年優勝した弥永奈々がリフト上で会話では『切り替えでズラしてる』『谷周りで動かしてる、いっぱい』と二人の意見が!一度見てください。
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