大雪山_旭岳→間宮岳→中岳温泉→裾合平_登山
Автор: 北海道あそび
Загружено: 2021-08-01
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7月下旬に旭岳に行ってきました。北海道最高峰です。
前日の午後から出発し、麓の旭岳温泉のキャンプ場に泊まりました。晩はナンと鯖缶カレー、ちくわのつまみを作りました。ナンと鯖缶カレーはキャンプにお勧めです。ミックス粉を出発前に作っておけば、生鮮原料も水も少なくて済みます。
翌日、朝一番のロープウェイ(6:00発)に乗って姿見駅へ、晴れていて、ちょうど旭岳のほうから太陽がギラギラ照り付けてきます。姿見の散策路周辺は少し花が見ごろを過ぎていたかもしれませんが、まだまだ楽しめました。チングルマ、エゾノツガザクラ、イワブクロ、エゾノマルバシモツケ、メアカンキンバイなどなど。エゾノツガザクラはかなり遅めでしたが、チングルマは雪解けが遅そうな窪地では満開でした。
姿見の池展望台から先は登山道です。ガレ場の急登です。大雪では珍しいシラタマノキもありました。イワブクロ、エゾノマルバシモツケ、ヒメイワタデなどを見ながら、遠くには化雲岳、トムラウシ山が霞んで見えます。陽を遮るものがなく炎天下の中を徐々に登ります。金庫岩周辺まで来るとイワヒゲ、コケモモ、メアカンキンバイ、エゾイワツメクサなどが出始めます。さらに登ると、チシマクモマグサの派手な花が出始めます。旭岳頂上はメアカンキンバイがとても多いです。
2290mの北海道で一番高い山です。ここから下れば1時間半でロープウェイ駅。お鉢方面へ行き、中岳温泉から裾合平を回って戻ると4時間半。私たちは先に進みます。
裏旭のコルへの下りはとても急で、足元もガレています。途中から雪渓を下り、島のように雪が解けているテン場へ。この周辺は雪田の植物が多いです。雪解けに時間差があるため、さまざまな植物がみられます。エゾノツガザクラ、ハクサンイチゲ、キバナシャクナゲ、イワヒゲ、イワブクロ、チングルマなどなど。一番低い部分ではアサヒヒョウモンがたくさん飛んでいました。羽化後かなり時間がたっているのか、翅はボロボロでした。アサヒヒョウモンはキバナシャクナゲなどを幼虫時代に食べる高山蝶で、北海道では大雪山系にしか生息していません。お鉢方面に上り始めると、またガレ場になります。コマクサを食べるウスバキチョウ、高山性のカヤツリグサ科を食べるダイセツタカネヒカゲも飛んでいました。
お鉢に出る手前は草地で、ウサギギク、ミヤマリンドウ、ヨツバシオガマ、イワギキョウなどが出始めます。
お鉢を中岳分岐へ。砂礫の植物がたくさんあります。ウスユキトウヒレン、コマクサ、チシマクモマグサ、クモマユキノシタなどなど。
分岐から中岳温泉への下りはハイマツの道です。日当たりの良い草地では、タカネトウチソウ、ウサギギク、ハクサンイチゲなど。ハイマツ帯の日陰に多い亜高山性の植物も見られます。リンネソウ、ゴゼンタチバナ、コケモモ、イワヒゲなどなど。途中でギンザンマシコも何羽も見ました。
中岳温泉はたくさんの人が足湯を楽しんでいました。これより下は裾合平と呼ばれている巨大な雪田です。まだ雪も残っています。ものすごい面積のチングルマの群生地です。エゾコザクラ、アオノツガザクラ、エゾコザクラ、ミヤマキンバイなどなど。木道はところどころ壊れていて金属のカスガイも出ているので注意が必要です。
裾合平分岐から姿見の散策路までは、ハイマツ帯の道。ウコンウツギ、ウラジロナナカマド、ジムカデ、アオノツガザクラ、エゾノツガザクラ、コメバツガザクラ、ミツバオウレン、エゾコザクラ、イソツツジ、ゴゼンタチバナ、ミヤマリンドウなどなど。雪解けが遅いところではショウジョウバカマが残っていて、早いところではエゾオヤマノリンドウが咲き始めていました。
姿見の散策路に戻ると、ワタスゲの咲く池やチングルマの群生に囲まれた池など、きれいな光景でした。
下りのロープウェイは13:40発に乗りました。休憩、撮影などしながら7時間ちょっとの登山でした。
やっぱり、大雪は高山帯の面積が大きくて最高です。
■北海道弁
【したっけ】そうしたら
【なまら】とても
#大雪
#旭岳
#高山植物
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