【凄いベーシスト解説】キアヌリーブス『How does Keanu Reeves work as a bassist of DOGSTAR』
Автор: 音楽の秘密基地
Загружено: 2025-12-12
Просмотров: 447
English subtitles in pinned comment
〜〜〜
音楽の秘密基地ホームページ
https://bunbassbase.wixsite.com/bunba...
お問い合わせ・レッスン予約はこちらからお願いします↓
https://bunbassbase.wixsite.com/bunba...
X(旧ツイッター)
/ bassistbun
Instagram
/ bassistbun
〜〜〜
※100万再生突破
• 【凄いベーシスト解説】BOØWY松井常松【世界一のベースソロ】
※亀田誠治さん第一弾
• 【凄いベーシスト解説】亀田誠治【モテる理由と、その秘訣】
• 【凄いベーシスト解説】亀田誠治【モテる理由と、その秘訣】
※10万再生突破
• 【凄いベーシスト解説】LUNA SEA J【シンプルなベースラインに隠された愛と願い】
• 【凄いベーシスト解説】聖飢魔II ゼノン石川 【リズム感の悪魔】
• 【凄いベーシスト解説】L'Arc〜en〜Ciel tetsuya 【七色のベースライン】
• 【凄いベーシスト伝説】TAIJI(沢田泰司)【日本ロック史の最重要ベーシスト】
• 【凄いベーシスト解説】山口達也【兼業ミュージシャンの矜持と工夫。】
• 【凄いベーシスト解説】NOISY【才能のムダ使い】
• 【凄いベーシスト解説】サカナクション草刈愛美【リズムの女王】
• 【凄いベーシスト解説】UNISON SQUARE GARDEN 田淵智也【最小限の...
〜〜〜
皆さんこんにちは。
ベーシストのブンです。
普段は、岡山の秘密基地で、
初心者の方向けに音楽レッスンをしています。
今回ご紹介するのは、キアヌリーブスです。
まずキアヌは
ネオやジョンウイックという
過去四半世紀最大のムービーキャラクターを
務めた偉大な俳優でありながら、
その別の顔として
ドッグスターという
ロックバンドのベーシストでもあるという事を
ご存知の方も多いとおもいます。
そんなキアヌの
ベーシストとしての特徴を深掘った時に、
まるでファンの結婚式に
飛び入りで顔を出したり、
あるいは電車で席を譲ったりするような
そんな人柄が
ドッグスターの低音にも表れているも思ったわけです
具体的に言うと2つあって、
それが、
☑︎安定したオルタネイトピッキングと
☑︎オーソドックスなベースラインです。
〜
まずオルタネイトピッキングというのは、
ダウンピッキングとアップピッキングを交互に行う方法で、
そのメリットとして
腕の効率的な動きによって
疲れにくいというメリットがある一方で、
そのデメリットとして
ピックの当たる角度や弦に当たる強さがバラつきやすく、
それはつまり、
リズムが崩れやすい事を意味するんですけど
ここでキアヌは、右腕をベースに固定します。
それによって、
腕の移動距離が固定されて、
常に同じ距離感で腕を移動させられるし、
ピックも、
同じ角度で弦に当てやすくなるので
その結果としてリズムがキープしやすくなるんですけど、
それがわかりやすいのが、
ドッグスターの
「Everything turns around」です。
〜
この楽曲は100bpmという
テンポの遅い楽曲なんですけど、
この100bpmというのは、
例えばスティービーワンダーの
Superstitionとか、あるいは
マーヴィンゲイの
What's Going Onといった、いわゆる
16ビートのほうがノリを出しやすいテンポだったりするわけで、
そんな100bpmで8ビートというのは
音と音との正確な距離を測るのが難しいので
本来ならダウンのみで弾いた方が
キープしやすいんですけど
ここでキアヌは
オルタネイトで見事にリズムをキープしているわけです
「サンプル動画」
〜
ちなみにこの楽曲は、
テンポが遅いだけでなく
歌の隙間もたくさんある曲なので、
ベースで歌メロのようなフレーズを入れる
余白も存在するわけです。
でもキアヌのフレーズを見てみると
曲のリズムを提示するための
必要最低限の音数で構築されている上に
その音域もずっと低音域で
ハーモニーとしては土台となりつづけている
極めてオーソドックスなベースラインで、
キアヌの言葉を借りると
ギターとドラムを繋ぐ交差点となっているわけです。
「サンプル動画」
〜
このオーソドックスさというのは
この曲の終盤でも表れていて、
というのも、
キアヌはほんの少しだけ
装飾を加えているんですけど、
そのフレーズも、
曲のリズムとハーモニーに忠実な
とても優しいものなんです。
「サンプル動画」
〜
そんな
丁寧なピッキングと
オーソドックスなフレージングは
いかにキアヌが調和を大切にしているかという
人としての魅力が出ていると思うんですけど、
その象徴とも言える曲が「Breach」です。
というのもこの曲には
ベースソロがあるからです。
〜
通常ベースソロというのは、
例えばビリーシーンの速弾きとか
マーカスミラーのキレッキレなスラップとか
そういう派手でテクニカルなものを
イメージしがちなんですけど、
キアヌはベースソロを1音で構成しているんですり
これは前回このチャンネルの
戸城さんの回でお伝えしたんですけど、
ベースソロの構成要素を考えた場合
バンド演奏からボーカルとギターを抜く事で
相対的にベースが1番目立てば
ソロとして成立するという仕組みであって、
伴奏の時と同じフレーズであっても
ベースが普段どんな演奏をしている楽器なのか
これがわかりやすく伝わる
プレゼンとしての機能も果たしているわけです。
「ベースソロ」
〜
これは以前このチャンネルの
LUNA SEA Jさんの回でもお伝えした事なんですけど、
よく教則本とかで見かける
難易度が低いフレーズというのは
「誰でも最初から20パーは弾ける」という意味
であって
決して「ナメてても弾ける」っていう意味では
ないんですけど、
重要なのは、
この「誰でも最初から20パーは弾ける」というのが、未経験者の方に対して
「自分もベース始めてみようかな」と
そう思って貰いやすい
一因になっているわけです。
その意味でキアヌの1音ベースソロが
果たしている役割も極めて大きいと思うし、
更に言うと、
キアヌはソロの後半で
チョーキングを使っていて
遊びの効いたソロにもなっているんです。
「ソロ前半とソロ後半」
〜
かつてキアヌが
「マイ・オウン・プライベート・アイダホ」という映画に出演した際、
共演だったフリーにレッスンをお願いしたそうなんですけど、
もちろんフリーはフリーなので、
まぁギャンギャンに弾くわけです。
で、「感じろ。ただ弾けば良い」と言われたようで
これにキアヌは
全くついていけなかったそうなんです
〜
この「ついていけなかった」という部分は
その意味として
演奏方法や使用音程を
見ただけでは解析できなかったと
そういう意味でもあると思うんですけど、
一つ掘り下げてみると
「ただ弾けばいい」という所にピンと来なかったと
そういう意味もあると思うんです。
というのも、英語でplayは
弾くという意味だけでなく、
遊ぶという意味もあるからです
〜
日本語の場合
楽器を使って音を鳴らす時には
演奏するという言葉があるし
楽しい時間を過ごす時には
遊ぶという言葉を使いますけど、
その一方で、英語の場合は、
どちらもplayという言葉が使われます。
なのでフリーが言ったとされる
「Just play」という言葉には
「ただやればよい」という意味だけでなく、
「ただ楽しめばよい」みたいな意味も入っていて、
もしキアヌがその時
楽しむための知識と技術の養い方を教えて欲しかったのだとしたら、
「Just play」ではピンと来るはずないよねという所が
このエピソードの肝だと思うわけです。
〜〜
Wikipediaによると
キアヌははじめに教則本を買って理論を学んだとの事で
この時キアヌは、
好きな音楽を学習しなかった事を
後悔しているそうなんです。
でももしその後悔というものが
音楽を、遊ぶよりも学ぶほうに
重きを置いた事が発端だとしたら、
それは キアヌが映画俳優という
「失敗が許されない仕事」をしている人である以上
仕方がない事だと思うんです。
〜
そんなキアヌは、
自身の寡黙な演奏スタイルを
「靴を見ているベーシスト」だと表現しています
これはつまり
ベースという楽器と
真摯に向き合う姿勢そのものだと思うし、
それと同時に、
普段キアヌが人々に対してそうであるように
音楽に対しても、
誠実な事が伺えるわけです。
※※※
関連動画
• Dogstar - Everything Turns Around (Officia...
• Dogstar - Breach (Official Video)
• Keanu Reeves | Don't Quit Your Day Dream |...
#キアヌリーブス
#HowToMakeBasslines
#HowToMakeBassSolo
Доступные форматы для скачивания:
Скачать видео mp4
-
Информация по загрузке: