信じることの効能(third season 7 3)
Автор: 詩人 ハンドパン奏者大野弘紀
Загружено: 2025-11-19
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詩集
鍵と地図とコンパスと
「どう得るのか いかに使うのか」
チケットだけでは目的地には行けない
行くことがすべてだとどうしたいかが見えなくなる
何に使うかが分からなければ持っていても使えない
要は考えようさ
思想詩集
大切なもの 守りたいもの
「守るべきもの」
生きているだけで
人は自分の場所を取る
自分がいていいのか分からなくて
立ち去りたくなる
どんな場所でも
自分の生きている場所
生きていくことが 守ることだから
傍にいたかった この手では触れられないから
生きて 見届けるだけ
守られなければ
守ることもできない
願うことが怖いのは
願ったものを零してしまうから
願いは抱えられない
少しだけ 願うことに疲れた
いつか立ち去った後
残ったものが 優しさであればいい
返答詩集
優しさは光のような
「目には見えないかもしれない、 何か大切なものを失った人へ」
手の中にあった髪留めのゴムを思い出して
縛った髪が 少しだけ 風に揺れた
いつも通りのありふれた動作が
ある日突然懐かしさを連れてくる
風が呼んだのかな
思い出したかったのかな
忘れていただけで
本当はずっと
胸の中に
雲の向こうの
闇の彼方の
星みたいに
いつか見た
今日がまだ未来だった日
目的地ではない場所で目にした
風景がどうしても忘れられない
本当はどこへ行きたかっただろう
答えは忘れられない思い出の中
名前をつけるとしたら
憧れなのか
初恋なのか
手にしたかったのは本当に
自由だったのだろうか
目の前のものがすべてだと思った
自分はもういない
景色は今も変わっていないのに
自分だけが変わっていく
虚しさにも似た寂しさが胸の中に残った
自分を置いてきてしまったようで
どこに行けば見つかるだろう
思い出せるかな
ちゃんと出会えるかな
風が吹いて
目的地に辿り着いて
終わったはずの旅がまた始まる予感
旅に出る理由に
新しく出会う
今日の自分が何度でも
あの日の自分を迎えに行く
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