スターリンとは何者だったのか? 『スタ-リンの図書室:独裁者または読書家の横顔』 2024年5月27日 Stalin's Library: A Dictator and his Books
Автор: グローバル政経ナビ チャンネル
Загружено: 19 апр. 2025 г.
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#スターリン #ソ連 #ロシア
ジェフリー・ロバーツは、イギリスの歴史学者。専門はソ連外交史、とくにスターリン時代の外交政策。 ロンドン南東部デットフォード生まれ。
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで博士号取得。ユニバーシティ・カレッジ・コーク歴史学部教授。
スターリンの図書館 独裁者とその著書
ジェフリー・ロバーツ (著)
スターリンの個人蔵書を通して語られる説得力のある知的伝記。
ジェフリー・ロバーツは、20世紀で最も自意識的に学問を学んだ独裁者のこの魅力的な生涯において、スターリンがどのような書物を読み、どのように読み、そしてそれらが彼に何を教えたかを探求している。
スターリンは言葉の変容の可能性を固く信じており、彼の旺盛な読書欲はその生涯を通じて彼を導いた。
伝記であると同時に知的肖像画でもある本書は、スターリンの波乱に満ちた人生と政治のあらゆる側面を探求している。
幼い頃から熱心な読書家であったスターリンは、何千冊もの驚くほど多様な個人的コレクションを集め、その多くに印や注釈をつけ、彼の親密な考え、感情、信念を明らかにした。
ロバーツはロシアの公文書館での広範な調査に基づいて、スターリンの個人蔵書の作成、断片化、復活の物語を語る。 共産主義イデオロギーの真の信者として、スターリンは狂信的な理想主義者であり、敵であるブルジョアジー、クラーク、資本家、帝国主義者、反動主義者、反革命主義者、裏切り者を憎んでいたが、彼らの思想はもっと憎んでいた。
スターリンの蔵書は、マルクス、エンゲルス、レーニンの著作はもとより、トロツキーなどの政敵の著作から、ビスマルクやマキャヴェッリなどの古典、トルストイ、ドストエフスキー、ゴーゴリ、チェーホフなどのロシア文学、シェイクスピア、セルバンテスなどの外国古典文学に至るまで、読書の幅はきわめて広い。
また、スターリンが興味深く読んだと思われる本には、多数の書き込みが残されていた。本書は、スターリンの膨大な蔵書と書き込みを精査して、その生涯と思索の跡をたどりながら、独裁者の本質に迫る試みだ。
逸話を紹介しよう。旧ソ連首相ルイシコフは、スターリンの蔵書であったマキャヴェッリ『君主論』を入手した。頁にびっしり書き込みが残り、まるで「独裁者の教科書」のようであったという。スターリンが下線を引いた文章を全て抜き出し、整理して出版したら、スターリンによる「マキャヴェッリ概論」になるほどだったと回顧する。
なぜ「知的な読書家」が無用な血を流したのか? 本書は、独裁者の図書室に入室して、その思想と信条から、革命と戦争、国政と外交に及ぼした影響、人格と感情の内奥にまで踏み込む。英の歴史家による、新趣向の伝記。

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