【災害とテレビ】SNSだけでいい?テレビ報道の役割は…あの日できなかったこと・今ならどうするか…30人に聞いてみた
Автор: 大阪NEWS【テレビ大阪ニュース】
Загружено: 2025-01-08
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阪神淡路大震災を振り返り、テレビ報道とSNSの役割を考察し、報道のあり方や被災者への配慮について議論します。
〇阪神淡路大震災はテレビの災害報道の分岐点
阪神淡路大震災から30年。6434人が犠牲となり、多くの人々が生活基盤を失ったこの災害は、報道の在り方を考え直す契機となりました。当時、被災地の悲惨な状況を取材する中で、被災者から「金儲けのために不幸を取材している」と非難されることもありました。この経験は、報道関係者の意識改革を促し、災害報道のあり方を模索するきっかけとなりました。
〇災害報道と被災者との向き合い方に悩む報道関係者
現在では、災害報道の精度向上のため、訓練が定期的に行われています。しかし、情報の迅速性を求める声と、被災者への配慮との間で葛藤が続いています。例えば、取材で被災者に話を聞く際には、どのような言葉をかけるべきか、多くの報道関係者が悩みます。一方で、次の災害に備えるために映像の力を最大限活用したいという使命感も根強くあります。
〇SNSの台頭、テレビに求められる信頼性
また、SNSが情報源として台頭し、迅速な情報伝達が可能になる一方、事実確認が難しいという課題もあります。一方、テレビは信頼性の高い情報を届ける役割を担っています。この両者の特性を活かし、災害時にはSNSのリアルタイム性とテレビの信頼性を組み合わせることが求められることになりそうです。
テレビの報道が進化を続ける中で、視聴者の要望も多様化しています。ある人は災害の現実を「ありのまま」伝えることを求め、別の人は「見たくない」という本音を語ります。
テレビ大阪は災害報道の在り方について考え続けていきます。
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