避難所生活に新たな備え(静岡県)【わたしの防災】
Автор: SBSnews6
Загружено: 2020-12-08
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防災最前線です。12月6日、「地域防災の日」にあわせて県内各地で防災訓練が予定されていましたが、新型コロナの影響で規模の縮小や中止が相次ぎました。感染対策の徹底が求められる中、避難所生活への新たな備えが進んでいます。
<住民>「(Q、避難所生活のコロナ対策は何かしていますか?)今の時点ではまだなにもできていないのが現状です。避難所生活だけでも不安だけど、プラスコロナがあるので、自分で守らなければいけない」「人がたくさん集まることが考えられるので、なるべく自分の家で避難しようかなと考えている」
新型コロナウイルスの感染拡大が続く今災害があった場合、避難所生活で怖いのは「飛沫」と「密集」です。人が集まることが難しいという状況に、行政も住民も頭を悩ませています。県地震防災センターでは今、避難所でも「飛沫」「密集」などを防ぐ感染対策グッズが展示され体験もできます。
<県地震防災センター 金子真也さん>「避難所でプライバシーを確保するとともに、新型コロナウイルスの対策にも役立つテントになる」
屋内用のテント型の間仕切りは、幅と奥行きが約2メートル。天井部分を閉じることもでき、周囲の視線や飛沫、すきま風も防ぎます。組み立ても2人でやれば30秒。すでに静岡市や吉田町などの自治体が購入しています。こちらは、睡眠中でも感染から守るシールドです。
<県地震防災センター 金子真也さん>「就寝時に使うもので、避難所での飛沫感染が気になるので、ここに頭を入れてお休みになってもらう」
<井端美彩子記者>「見た目より息苦しい感じはなくて、安心感がすごくあります。これだったら安心して眠れる気がします」
<県地震防災センター 金子真也さん>「ぜひ一回、展示を実際に見て疑似体験してもらって、そしていざ避難となったときには落ち着いて、躊躇することなく避難できるように考えてほしくて企画展を開催した」
一方で、避難所ができて真っ先に課題となるのが密になる環境です。避難所で受付が始まると、個人情報の記入や健康状態チェックなどで混雑し「密」になりがちです。
<県危機情報課 友寄隆裕さん>「あまり人と接することなく、チェックインができる機能を開発しました」
県の防災アプリに、避難所受付の混雑を緩和し人との接触も減らす新たな機能がつきました。使い方です。「個人情報」をあらかじめ防災アプリに入力しておきます。名前や年齢、健康状態などが登録できます。避難所に着いたらQRコードを読み取るだけで受付が終わります。
<県危機情報課 友寄隆裕さん>「実際に避難所の受付で行う作業が『アプリの登録』と『検温』のみになる。大きく手続きの作業が省略されるので、時間もかからず密になる可能性をさげることができる」
このアプリの新しい機能の大きなメリットは、避難者への情報伝達をまとめられることです。
<県危機情報課 友寄隆裕さん>「今回開発したアプリだと、スマートフォンに回覧や掲示板の情報を避難所内にいるみなさんに一斉に送ることができる。集まって感染のリスクが高まることや間接的な接触を減らすことができる」
物資や食料の配布、地域の被害状況といった情報は避難所の掲示板や回覧板で見るのが一般的です。このアプリを使えば、他の人と会わずに情報をダイレクトに得ることができます。
<井端美彩子記者>「通知がきました。食事提供の時間が表示されました」
<県危機情報課 友寄隆裕さん>「スマートフォンを利用することによって、接触回数、接触時間を減らすことに非常に有効」
地元の避難所で、「飛沫」や「密」をどうやって避けるのか。この機会に改めて、地域で考えてみてください。
#オレンジ6 12月8日放送
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