2025 12月7日待降節第二主日A年672 02 ﾏﾀｲ3章1–12節 ﾖﾊﾈ・ﾘｰﾀｽ神父 ｶﾄﾘｯｸﾐｻ説教
Автор: nao
Загружено: 2025-12-01
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この配信は、2025年A年 12月6日 待降節第二主日のミサに合わせて、1998年12月6日 にリータス神父様によって司式されたミサにて行われた マタイ３章１–１２節の朗読と、 そのお説教の内容です。
説教の要約
1. 聖書との向き合い方 聖書は単なる文学作品ではなく、祈りの心をもって読むとき、初めて「神のみ言葉」として心の耳に届くという導入は、信仰生活の基本であり奥義でもあります。語る者も聞く者も、祈りの中でこそ言葉が「響き」を持つという指摘は重要です。
2. 洗礼者ヨハネの厳しい警告（裁きの火） 「悔い改めよ」という叫びは、過去の特権（「我々はアブラハムの子孫だ」という甘え）に安住する人々への厳しい警告でした。ヨハネが語る「聖霊と火の洗礼」は、悔い改めない者にとっては、もみ殻を焼き尽くす「消えない火」、つまり神の裁きとしての側面を持っています。
3. マタイによる福音的な転換（恵みの火） ここがこの説教の素晴らしい転換点です。福音記者マタイは、ヨハネの厳しい予言が、イエス・キリストによって「思いもよらない素晴らしい形で成就した」ことを体験しました。悔い改める者にとって、「聖霊と火」は裁きではなく、「最高の恵み」となります。
4. 「第二の回心」への招き 私たちが受けた洗礼の火種は、今どうなっているでしょうか。「くすぶっている火種」になっていないでしょうか。 神父様は、イエス様の愛と赦しに圧倒され、嬉し涙を流すような、個人的で強烈な出会い（「第二の回心」とも表現されています）を求めるように励ましています。それは、頭での理解を超えて、イエス様が恋しくてたまらなくなるような体験です。
まとめ
この説教は、洗礼者ヨハネの「悔い改めよ」という荒れ野での叫びを通して、現代を生きるキリスト者が信仰の情熱を再燃させる「第二の回心」の必要性を説いています。
神父様はまず、聖書は祈りの心をもって読むときに初めて「神のみ言葉」として心に響くと語ります。ヨハネのメッセージは、過去の特権に甘えるのではなく、自己中心から神中心の生き方へと根本的に方向転換せよという、今を生きる私たちへの真剣な招きです。
ヨハネは、後から来る方（イエス・キリスト）が授ける「聖霊と火の洗礼」を、悔い改めない者に対する厳しい裁きの火として予告しました。
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