加地等 「ベッドタウンブルース」
Автор: HOMESICK ENTERTAINMENT
Загружено: 22 дек. 2021 г.
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「ベッドタウンブルース」
by 加地等
from 「鐘は鳴らない」 [2007] - HOMESICK ENTERTAINMENT
lyrics | music : 加地等
加地等 - vocal / guitar / harp
ベッドタウンのゴミゴミした駅前
裏通りに入って小さな古本屋
安い文庫本を数冊買って
にぎわう商店街を歩いた
袋いっぱいつめこんで おしゃべりに
ふけってるオバハンが この町のボスなのかも
陽が落ちてく 街がほくそえむ
僕はなんかモノクロになった気持ち
喫茶店にとりあえず入った
何も考えてないのに何か考えようとして
コーヒーの味はどうでもいいクラシック音楽が
なんとなく心地いい感じに聴こえた
今日はやたら寒い風が吹いている
年季の入ったテーブルだな
こんなおいしいコーヒー屋がこの町にあったんだ
一人コーヒーをのんでいると
なんか僕だけ一匹狼の不安みたいだ
あの娘がどれだけ我儘だって
僕も我儘だからなんとも言えやしない
我儘はショートケーキの苺みたく
甘さとすっぱさのすきまに入りこむ
マスターは鼻の下に ちょこんとヒゲをたくわえ
僕が考えてることも ここは自由だよって顔して
カランコロン新しい客が入ってくる
そうだ流れてるよ町は流れているよ
昨日テレビの報道番組で
阪神淡路大震災の映像を久しぶりにみたよ
もうあれから ずいぶんたっちゃったんだな
死んじゃった友達の影も もう現れないよ
崩壊した三宮あたり トボトボ歩いてたら
露天商の店頭には おにぎりが500円で売ってた
コーヒーはもうなくなっている
タバコをもみけし外に出た
ベッドタウンのゴミゴミした駅前
パチンコ屋の狂ったネオンに目をやられそうだ
どこかで一杯ひっかけて帰ろうか
それともパチンコで自分の運をかけてみようか
結局小さな一杯 呑み屋
ダシの染みてない おでんのダイコンがこの町さ
ほろ酔い気分で商店街を歩く
みんなせわしなく競歩してるみたいだ
引越そうにも金がない
この町はいつになったら僕をのみこむ
とっくに陽は落ち酔っぱらいのバカ笑い
僕ももっと呑めばよかった
この町に介抱されるまで
■ 6th Album
「鐘は鳴らない」
加地等
HOME-007 | CD-R | ¥1,000
HOME-007@ | DIGITAL | ¥500
HOMESICK ENTERTAINMENT | 2007-09-10
01 - NEW MORNING
02 - 中途半端
03 - やりきれない夜
04 - さようなら
05 - 鐘は鳴らない
06 - ブルース♭-45
07 - ベッドタウンブルース
08 - SWEET LITTLE FIFTEEN
09 - メリークリスマスフォーユー
produced by 加地等
directed by Keishi Oka
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