【全篇】『新興満洲國』1932年|「フィルムは記録する」より ‘Film IS a Document: NFAJ Historic Film Portal’
Автор: 国立映画アーカイブ National Film Archive of Japan
Загружено: 2024-12-18
Просмотров: 28715
本作品は、国立映画アーカイブが所蔵する文化・記録映画など映画作品を配信するWEBサイト「フィルムは記録する ―国立映画アーカイブ歴史映像ポータル―」https://filmisadocument.jp(制作:国立映画アーカイブ、国立情報学研究所)の公開作品です。
『新興満洲國』(シンコウマンシュウコク、1932年)
滿洲日報社
73分、白黒、サイレント
大連で発行されていた日本語の日刊新聞「満洲日報」が1932年3月1日の満洲国建国宣言前後に奉天、長春、吉林の市街と各種施設の紹介に加え、奉天の満洲国建設運動、長春における溥儀執政就任の実況と新国家建設祝賀行列、吉林と敦化を結ぶ鉄道沿線の風景や地場産業、さらに盗賊化した兵隊である兵匪に対処する警察隊の活躍などをまとめた記録。満洲日報は1907年に創刊された満洲日日新聞のこの時期の紙名で、本作には奉天支社の建物と社員らしき人々も映し出される。また、愛新覚羅溥儀の満洲国執政就任式の模様は『建国の春』(ST000129)で詳細に記録されているが、同作で長春に到着した溥儀が列車から降りるカットに映り込んだ手持ち撮影機の男性は本作の撮影者のひとりである可能性がある。本作では走行する自動車や列車内から窓外を捉えたカットが多用されているが、手持ちで撮影されたと考えられるほとんど映像は満洲日報記者の手になるものとみられ、元素材のコンディションも含めて決して見やすい画面とはいえない。また、溥儀の執政就任と祝賀行列の場面が2つに分かれているなど元素材の編集状態には疑問もあるが、そのままの形で公開する。
「フィルムは記録する ―国立映画アーカイブ歴史映像ポータル―」では、1912年から1935年までの間に製作された作品を中心に20作品を新たに公開いたします。今回の公開では、昭和の最初の10年間に国内外で撮影された多様な作品に加え、明治時代の終焉を象徴する2つの葬送に関わるフィルムを公開します。国立映画アーカイブでは、今後も随時公開作品を増やしていく予定です。ぜひサイトをお訪ねください。
----------------------------------------
This is one of the films featured on the website “Film IS a Document: NFAJ Historic Film Portal” (a joint project of the National Film Archive of Japan and the National Institute of Informatics) which streams a selection of titles from the NFAJ film collection with initial focus on cultural and documentary films.
Shinko Manshukoku(1932)
Produced by Manshunipposha
73 minutes, b/w, silent.
The fifth edition of this site presents 20 additional titles covering mainly the years from 1912 to 1935. The selection includes a variety of works shot both in Japan and abroad during the first decade of the Showa era, while films about two funerals that symbolize the end of the Meiji era. NFAJ plans to keep adding new titles to the site regularly. Please visit the site at https://filmisadocument.jp.
Доступные форматы для скачивания:
Скачать видео mp4
-
Информация по загрузке: