【万博】アイヌ舞踊17日披露 総監督の秋辺デボさん「この世界はウレシパ大地、協力し合って生きている」アイヌの精神を世界に発信へ
Автор: HBCニュース 北海道放送
Загружено: 2025-05-15
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現在開催中の大阪・関西万博のステージで北海道内外に住むおよそ220人のアイヌが17日土曜日、踊りを披露します。アイヌ古式舞踊に込められたメッセージとは。
大型連休明けの7日、北海道釧路市の阿寒湖畔にある劇場で、ステージの合間をぬって稽古に励むアイヌの人たちの姿がありました。
儀式などの場で先祖や神々に捧げられてきたアイヌ古式舞踊を17日に大阪・関西万博の舞台で披露するためです。
阿寒アイヌ民族文化保存会 渡辺かよ会長
「違う地域の人が集まって、ひとつのものを作って、楽しく全国に世界に発信出来たらいいなと思います」
万博で踊るのは下は1歳から上は80代まで道内外から集まるおよそ220人のアイヌの人たちです。
「道央・道北」、「道南」「道東・関東」と出身地ごとに3つの集団に分けてそれぞれの特色を打ち出した踊りを披露します。
演出を手がけるのは東京オリンピック・札幌開催のステージでもアイヌ舞踊を世界に届けた秋辺デボさん。
万博での踊りがアイヌへの理解を深める一歩になって欲しいと願っています。
総監督 秋辺デボさん
「ゴールデンカムイやらウポポイやらもあって今ちょっとしたアイヌブームではあるんだけど、もっときちんとアイヌのことを理解して欲しいという入口に立つには大きい舞台で舞踊をアートとして表現するのは、非常に大事なことだと思っています」
ステージではアイヌの言葉が持つメッセージを表現します。
総監督 秋辺デボさん
「この世界はウレシパモシリだと。ウレシパというのは「お互い様」。「協力し合って生きているよ」ということをいっているわけさ。それは風も山も火山もこの波一つ、湖ひとつ、これらが全部お互い支え合ってこの世界は成り立っている。だから戦争している場合じゃないよということが言えるのがこの言葉」
「共に生きる」
アイヌのその精神が万博の大舞台で世界に向けて発信されます。2025年05月15日(木) 21時19分 更新
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