「金にはうるさい」「人員不足が招いた」元従業員が証言…観光船沈没の背景に"社長の経営姿勢"指摘する声 (22/05/04
Автор: 北海道ニュースUHB
Загружено: 2022-05-04
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北海道知床半島沖で26人が乗った観光船が沈没した事故で、記者会見での発言と家族への説明が矛盾する桂田社長ですが、会社はどのように運営されていたのでしょうか。
元従業員の証言によりその実態が明らかになりました。最悪の事態はなぜ起こったのでしょうか。
「知床遊覧船」元従業員:「桂田社長は安易に会社を買った感じだった。私から見たら。『経費がひどくかかるから、陸上の3倍はかかる』と私は言った。前の社長に『もうかる』と言われ買ったような感じだった」
こう語るのは沈没した「KAZU1(カズワン)」を運航する「知床遊覧船」の元従業員です。
「知床遊覧船」元従業員:「自分がいた時は海がしけると休みだったが、旅館の方の手伝いもに行ってくれとなる。給料を払っているから、休ませたら金がもったいない」
桂田精一社長が経営する宿泊施設の元従業員もこう証言します。
桂田社長が経営する宿泊施設 元従業員:「金にはうるさい。仕事で壊れた物があると『いくらするの? 』と。『これくらい』と答えると『接着剤で付けて使って』と。そんな物を客に出せますか? 無いと困るから、自腹で百円ショップで似たようなものを買ったりした」
労働環境についても…。
桂田社長が経営する宿泊施設 元従業員:「何時間も働かせるがいっさい金を払わない。冬は除雪で朝早くから来ても、金は出さない。『終わったらあそこ行って仕事してくれ』とか。自分が偉いから、『お前ら言うこと聞け』という感じ。歯向かう人間はいらない」
このような経営姿勢は、観光船の運行にも影響を及ぼしていたと元従業員は指摘します。
「知床遊覧船」元従業員:「私たちの時は欠航すると『なぜ出ていないんだ』と言いに来た。他社の大きめの船が出ているのに、なぜ出ない』と言う」
桂田社長は会見でこのことについて…。
(Q:『なぜ出港しないのか』と言ったことは? )
知床遊覧船 桂田 精一 社長:「ちょっと記憶にございません」
また、会見で桂田社長は他の観光船がまだ営業していない時期に「KAZU1」を出航させたことについてこう述べています。
(Q:他社より早く出航したのは?)
知床遊覧船 桂田 精一 社長:「最終的に判断はすべて私」
この背景について「知床遊覧船」の元従業員は。
「知床遊覧船」元従業員:「だいたい毎年少し早い。ライバル社がいないから。1社しか営業していなかったら自然とそこに客が集まる。以前、遊覧船は大型連休の時期には、"カムイワッカ・コース"しかなかった。あの社長に代わってから、長いコースをやろうと始まった」
宿泊施設の元従業員も。
桂田社長が経営する宿泊施設 元従業員:「知床岬沖まで行けば数千円の料金。25~30人の客を乗せれば結構なお金になるから欲しくてやった。誰も出ない場所に行かせての事故」
どうして事故は起きてしまったのでしょうか。
「知床遊覧船」元従業員:「人員不足というのが一番。前の体制でやっていたら、絶対に起きていない事故。助言する同僚もいない。今年入った甲板員しかいないから。豊田船長に社長は『従業員をクビにして経費が浮いた』と話していたという。どういうことを考えていたのかと思う」
桂田社長が経営する宿泊施設 元従業員:「衛星電話は携帯電話と同じで通信料がかかる。携帯電話よりも高いから、とにかく自分から出すのが嫌だから」
事故から12日目。乗客・乗員26人のうちいまだ12人が行方不明です。
悲劇を繰り返さないために事故の背景の徹底的な検証が必要です。
(KAZU1の「ワン」は正式にはローマ数字)
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