心配スケジューリング[臨床]心配をコントロールする心配先延ばし実験
Автор: 精神科医 松崎朝樹の精神医学
Загружено: 2025-09-26
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不安に支配されてしまう状態、認知注意症候群に対し、心配を自分でコントロールするための方法として「心配スケジューリング」や「心配先延ばし実験」について精神科医として説明しています [00:10]。これはメタ認知療法の中で行われているものです [00:49]。
心配スケジューリング(心配先延ばし実験)の方法
この方法は非常にシンプルです [00:56]。
心配を先延ばしにする
ぐるぐると止まらなくなる反芻思考になりそうな心配が出てきても、その場で心配したり、心配を抑え込んだりせず、ただ先延ばしにします [00:56]。
心配する時間を決める
「今日の夜8時になったら、このテーマについて20分間めいっぱい心配しよう」といったように、考え続けて良い時間(心配タイム)をあらかじめ決めておきます [01:10]。
その時、後で心配する内容をメモしておくと良いでしょう [01:26]。
目の前の活動に打ち込む
心配タイムまでは、目の前の活動に集中して取り組みます [01:31]。
集中して心配する
決めた時間が来たら、あらかじめ決めた時間の長さ(10分でも20分でも30分でも)メモしておいた内容について、紙に書いたりしながら集中的に心配します [01:38]。
この方法の目的
この治療法は、心配を抑え込むことを目的としていません [01:52]。心配を抑え込もうとすると、かえって意識が向いて心配が強まると言われているからです [02:00]。
心配を止める代わりに、心配をコントロールすることを目的としています [02:06]。自分で心配を自在にコントロールできるという感覚を身につけることで、心配が怖くなくなるようにします [02:14]。
結果として、将来的に心配を減らすことにつながるかもしれない治療法です [02:31]。
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