【DTM】映画音楽組曲「八つ墓村」より 青い鬼火の淵（道行のテーマ）

1977年 映画「八つ墓村」より　「青い鬼火の淵（道行のテーマ）」

作曲：芥川　也寸志 / Yasushi - Akutagawa (1925～1989)
制作：松竹
監督：野村　芳太郎
原作：横溝　正史
主演：渥美　清・萩原　健一
スコア復元：　徳永　洋明

映画「八つ墓村」からのDTM演奏、3曲目は「青い鬼火の淵」です。

この曲のスコアも、徳永洋明先生の復元譜による演奏です。
復元の経緯等はこちらをご参照ください。
http://www.jcaa1970.com/arrangers/kon...

この「青い鬼火の淵」は、八つ墓村の曲をDTMで演奏するにあたり、絶対に取り上げたい曲でした。
劇中、村人の襲撃から逃れるため、寺田辰弥（萩原健一）と森美也子（小川知子）が鍾乳洞の中を彷徨う時に流れます。
芥川也寸志さんのロマンティシズムが遺憾なく発揮された、何とも美しい曲です。

この曲はサントラに３バージョン収録されていますが、基本的にはEP盤に収録するため？のショートバージョン（シングルバージョン）と、それよりも繰り返しの回数が多いロングバージョンの２パターンがあるようです。

徳永先生はおそらくシングルバージョンの方を復元されたようですが、
私は繰り返しの多いロングバージョンが好き過ぎて、この繰り返しの部分を編集させていただき、
今回はロングバージョンで構成してみました。

最初ゆっくりと美しいワルツで始まる曲が終盤に向かってテンポを上げ、徐々に狂気をはらんで来る感じが、この映画の悲劇的な雰囲気をよく表しています。


ストリングス：Cinematic Studio Strings
コンサートマスター：Spitfire Solo Violin
ソロフルート：SWAM Flute
クラリネット：SWAM Clarinet
その他木管：Miroslav Philharmonik 2
金管：Cinematic Studio Brass　+ 　Miroslav Philharmonik 2
パーカッション：Miroslav Philharmonik 2、Orchestral Percussion、Chinematic Percussion

サントラ盤でちょいちょい聞こえてくるコンサートマスターの音が素晴らしかったので、
Spitfire Solo Violinで再現してみました。

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Theme from 　The Village of Eight Graves - The abyss of blue ghost fire
Composer: Yasushi -Akutagawa

This music is the theme music of Japanese famous Film Music.

[Equipments]
DAW ：Cakewalk by BandLab.
Library：Miroslav Philharmonik 2、Cinematic Studio Strings、Orchestral Percussion、Chinematic Percussion、Cinematic Studio Brass、Spitfire Solo Violin、SWAM Clarinet SWAM Flute and other.
FX：Sonnox Claro、EAReverb2、Kramer Tape Stereo and other.