多焦点眼内レンズで後悔する人

多焦点眼内レンズを使用した白内障手術は、選んだレンズが患者さんに合っていれば、人生を変えるような出来事になるはずです。一方で、世間には多焦点眼内レンズの見え方に満足できず、悩まれている方が一定数おられるのも事実です。そのような方に起こっていることと、解決策として考えられることについて解説します。

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■眼科医 渡辺貴士のプロフィール
国立 東京医科歯科大学（現東京科学大学）医学部卒。
大学病院や数々の基幹病院の第一線で白内障手術や網膜硝子体手術を手がけてきた経験から、日帰りで行う白内障手術と網膜硝子体手術に特化した「新小岩眼科」を開院。
「科学的根拠に基づく正確な診断と治療」をモットーに自身でも多くの手術を執刀する傍らで、深い知識と正確な手技に基づく正しい医療をひろめるために、現在も大学病院の非常勤講師を兼任し、手術指導を継続している。

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