【4K】愛・地球博記念公園 からくり時計 日本の塔・月
Автор: TOMO
Загружено: 2025-11-10
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※撮影中ご家族連れの方が写ってしまっていたため、一部モザイク処理しています。
2005年に開催された日本国際博覧会、通称「愛・地球博」。
そのメイン会場であった長久手会場(現・モリコロパーク)には、当時を象徴する建造物のひとつ「日本の塔・月」が今もなお佇んでいます。
愛・地球博の開催に合わせて制作された本作品は、会期終了後に多くの施設が撤去される中、
数少ない現存建造物のひとつとして現在も大切に保存されています。
ステンレスと黒大理石を組み合わせて造られた高さ約10メートルの塔は、「自然と人間との共生」をテーマに制作され、全体の造形は三日月を基調とし、愛知の頭文字「A」を象徴しているといわれます。
人形制作は、人形作家の第一人者として知られた故・夢童由里子(むどう ゆりこ)氏によるもの。
音楽は雅楽師であり作曲家の東儀秀樹(とうぎ ひでき)氏が手がけており、
両者の卓越した芸術性が融合した作品として高く評価されています。
夢童由里子 氏とは――
1944年3月14日、京都府生まれ。人形作家・造形作家・アートプロデューサー・コラムニストとして幅広く活躍。
西陣織を用いた衣装や、和と洋の美を融合させた独自の作風で知られ、人形のみならず石像・ブロンズ像・金属・コンクリートによる屋外彫刻など、多彩な造形作品を生み出す。
2015年3月21日、心不全により逝去。享年71。
東儀秀樹 氏とは――
1959年10月12日、東京都生まれ。作曲家・雅楽師・俳優など多方面で活躍。
奈良時代より続く雅楽家の家系に生まれ、現代雅楽の第一人者として知られる。
2024年には文化庁長官特別表彰を受賞。
夢童氏による、目の動きまで繊細に再現された人形の精巧さ。
そして、東儀氏による気品あふれる旋律。
澄んだ空の下、木々のざわめきや子どもたちの声に溶け込むように、
二つの芸術が調和し、この塔は今も静かに息づいています。
ステンレスの輝きと黒大理石の重厚さが織りなす造形は、自然と美しく対比しながらも、
どこか柔らかな存在感を放っています。
長い年月を経てもなお、この場所を訪れる人々に「自然と人との共生」というテーマをやさしく語りかけてくれるようです。
かつて愛・地球博が掲げた理念は、この塔の中に確かに生き続けています。
ぜひ一度、現地でその調和の美しさと、作品に込められた想いを感じてみてください。
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場所:愛知県長久手市(モリコロパーク内西口広場)
アクセス:愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)愛・地球博記念公園駅から徒歩約13分
作動時刻:11時から15時の毎正時
時計部:SEIKO
制作:夢童アート
作曲:東儀秀樹 氏
設置年:2005年
撮影日:2025年8月
からくり時計@wiki・Wikipedia・夢童アートHPより一部情報引用
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