@フリーBGM【海ーズ】Poetry 勉強用/作業用/睡眠用
Автор: 山ねずみ博士の音楽研究所
Загружено: 2025-12-15
Просмотров: 4
「おい、元気か?」
「まったく」
「何年ぶりだよ。」
「十五年? もっとか?」
「俺も、お前も、みんな、どこにいるんだ?」
「いや、わかってるけど、見えないだろ。」
「最後に 声 聞いたの、たしか あいつの 結婚式。」
「次 会うのは、 葬式なんて」
「 言わないよな」
「部屋の 埃かぶった レコードを 見てる。」
「当て所のない、届くはずのない 手紙を 書いてるんだぜ。」
「時間が 水みたいに ながれていく 感覚わかるだろ?」
「虚無がさ、さざなみを たてて、俺の 岸辺に 寄せてくるんだ。」
「お前の 岸辺も 荒れてないか? 波の 高さは どれくらいだ?」
「覚えてるだろ、高校生、あのころの 俺ら。」
「貧乏だけど 最高だった。五百円 持ってる やつが 正義だったよな。」
「逆に 五百円で 収まる 時代だったなんて すごいよな。いまじゃ タバコだって 買えないなんてな。」
「ガレージハウス…ギターの 爆音ベースの 重力…ドラムの 鼓動…耳鳴りが 勲章だったよな。」
「ライブ 楽しかったな。」
「すまないな、俺だけに 追っかけ ギャルが いつも 付いてきて、もてる 男は つらいよ。」
「帰り道の 煙たい 玉突き場、タバコ 咥えて ビール かたてに、あの テーブルの 傷 まだあるかな?」
「クラブの DJブース、二日酔いの 頭で、煙に のまれて、必死に 繋いだ ビート。」
「皿****回してた ころは 楽しかったよ、最高潮。いまは 皿洗ってるんだぜ? あっ、お前もか、だろうな。」
「俺たちの 「Light」。光は あった。集まりすぎて 眩しかったよ。」
「客は 集まらなかったけど、俺は、いや 俺たちには かけがえのない 時間だった。」
「朝まで 踊り狂って、朝まで 飲み明かして、金はなくても 未来しかなかった。」
「俺たちの 心の 逃げ場は いつも あの 海、堤防でさ。」
「「ウミーズ」って 叫んでたよな。」
「あの 叫びは 現状、日常への 抵抗だった。自己嫌悪だよ。」
「あれから 十五年だ。人生は 予測不能の スクラッチノイズだよ。」
「新しい 命の 誕生もあってさ、その 手のなかの 重みが、俺を 生かしているよ。」
「かわいいんだ。」
「仕事は 順調? 俺は...。」
「身体 壊したよ」
「目に 見えない 病気ってのが、いちばん 厄介なもんだ。」
「毎日 この 震えを 抑えながら、なんとか 生きてる。」
「絶望の 淵さ。でもな、わかってるだろ?」
「俺は 絶対 治すっていう 気持ちがあるんだよ。」
「ちょっと 燃え尽きただけなんだ。」
「言いたい事は わかってる。」
「いや お前こそ 応援してる。」
「顔を 見なくても わかるんだ。声 聞かなくても わかるんだから。」
「遠い 過去の 光だけじゃ、もう 映写機のテープは なくなって、カラカラいってるんじゃないか?」
「過去は 過去のままで 美しいが、」
「俺たちは 、もう 新しい 映像を 撮ってるんだもんな。」
「あのころの つづきじゃなくて、あれからの 物語が つづいてるんだ。」
「あれから の 物語を 聞かせておくれよ、見せておくれよ。」
「あのときの感覚は スローモーションなのに、」
「いまは スキップのようさ。」
「会えるのかな。会いたいな。」
「いったん停止だ。」
「すこし止まって休むよ」
「震えが 完全に 止まったら、まっさきに 連絡する。」
「そのときは 昔みたいに あの 海で 会おうぜ。ウミーズ!Respect!」
「次の 再会は いつかわからない。天国かもな。」
「お互い この 人生の 波を 乗りこなしていこうぜ、」
「いまこの ビッグウェーブに 乗れなんていってな。」
「あきらめるな」「あきらめるな」
「かならず 笑顔で、会えると 誓うよ。」
「元気でな、じゃあな。 またな。」
「俺たちは ウミーズだろ!」
#focusmusic #studymusic #freemusic #music #workmusic #ambient #relaxingbgm #mix #jpop
Доступные форматы для скачивания:
Скачать видео mp4
-
Информация по загрузке: