深刻化する日中関係 返還期限迫るパンダは… 日本で唯一の“パンダの街”上野を取材
Автор: TOKYO MX NEWS
Загружено: 2025-11-28
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現在、日本で唯一ジャイアントパンダが飼育されている上野動物園では、27日も双子のシャオシャオとレイレイが愛くるしい姿で多くのファンたちを魅了していました。しかし来年2月、中国への返還期限を迎えます。
日本で生まれたパンダも含め所有権は中国にあり、東京都は中国野生動物保護協会に対して、野生動物保護の目的で新しいパンダの貸与を求める考えを示しています。小池知事は「野生動物の保全への取り組みが重要だと考えておりますので、上野動物園における繁殖研究プロジェクトを継続していきたい」と述べました。ただ、東京都によると、中国の保護協会から正式な返答は来ていないということです。
高市首相の発言後、中国側が日本への渡航自粛を呼びかけるなど関係が急速に悪化する中、中国・北京市共産党メディアは20日、専門家の見解を発信。「もし今のような両国関係の緊張が続くならば、中国は日本へ新たなパンダの貸し出しを停止するだろう」としています。
パンダがいなくなる可能性にファンたちからは嘆きの声が聞かれました。ファンの一人は「(来年)2月に返還されて、なかなか貸してもらえなかったら見る事ができないので。政治とは関係ないところで、それはみんなが楽しめるように考えてほしい」と語りました。また、別の女性は「支えだったので、これからも国と国とが仲良くなって、新しいパンダが来てくれることを心から願っています。その先のことは今の時点では考えられない」と話しました。
<上野の街の声と今後の商売>
1972年の国交正常化を記念してやってきた日中友好の架け橋、ジャイアントパンダ。50年以上にわたってパンダと共に歩んできた上野の街の皆さんはどのように捉えているのでしょうか。乾物卸売店の男性は「今までずっといたから普通にいるものだと思って。いなくなっちゃうものはいなくなっちゃうもので、早く返ってきてくれるかどうかという問題だけで、我々が心配しても仕方ない。それを頼りにしない商売をするしかない」と語りました。
店名にもパンダを使い、可愛い姿をあしらったオリジナルパンなど販売する店では、店長が「上野の象徴、かけがえのない存在でしたので、(返還期限は)とても残念」と話しました。今後については「パンダに愛着もあるし、それだけ周りの客も期待して、上野でパンダを見たいと。そのためにも今までと同じように、店ではパンダの商品とかネーミングを使った販促物なども作っていきたい」と語っています。
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