【考察】絶対歌わせる気ないやんww 藤井風が天才である理由をプロが言語化して解説します。「I Need U Back」MVリアクション歌い方分析!
Автор: 金やんチャンネル / カネタケヨシヒロ
Загружено: 2025-10-22
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↓概要欄で歌詞考察してます。
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どうも、金やんの相棒で編集スタッフのしんちゃんです。
今回は藤井風「I Need U Back」MVリアクション解説!
アルバム『Prema』の2曲目「I Need U Back」は、アルバム制作が難航した状況の中で“突破口”となったと語られています。
イントロにはファンキーなギターが鳴り、80年代後半〜90年代頭のニュージャックスウィングを意識したダンサブルなサウンドを併せ持つ楽曲。
それでは、歌詞の各セクションを順に追いながら、この曲が何を伝えてくれているかを、一緒に丁寧に紐解いていきましょう。
※概要欄の文字数が足りなくなってしまったので、元の英詞の表記を省いています🙇
[1番Aメロ1]
・よし、彼のエネルギーが戻ってきてほしい(これはただの欲望じゃない)
冒頭のみに出てくる“his” を「彼の」と訳しましたが、文脈上「あなた」あるいは「大切だった“それ”=情熱・エネルギー」の比喩とも解せます。
つまり「かつて自分に注がれていた活力を取り戻したい」という願いがここにあります。
そして、「ただの“欲望”ではない」「もっと根源的な必要性だ」という強調。
・よし、君がひどく恋しかった(あまりにも長かった)
冒頭の“his”から“you”への切り替えによって、語りの焦点が外から内へ、他者から親密な対象へと移動します。
「情熱」「張り詰めたエネルギー」「自分が燃えていたあの頃」などを指していると考えると、ぐっと深まります。
「あまりにも長かった」ことで、自分の中の空白・停滞を自覚しているわけです。
・よし、よし、もう十分、この無関心はもうたくさんだ(無関心、はい)
明確に“現状への拒絶”を示すフレーズ。
“apathy=無関心”という言葉を使うことで、「自分がもう何も感じない、動けない状態に陥っていた」という自己認識が滲みます。
「もうこの状態は終わりにしよう」という覚悟と共に声を上げているのです。
[1番Aメロ2]
・僕はどれほど長く道を踏み外してきただろう(光が見えなかった)
“gone astray”は「道を踏み外す」「迷走する」という意味の慣用句。
前述した「無関心」や「無気力」は、ここで人生の迷子状態として明確に言語化されます。
“light”は、自分が進むべき光を見失ってしまった「希望」「真理」「インスピレーション」。
「graceを出した後に、言いたいことは全て言い切った」感覚になり、「自分の情熱が消え、何も感じられなくなった時期」を象徴しています。
・僕の情熱は死んでしまった(闘うことすらできなかった)
ここでの“passion”は、単なる恋愛感情ではなく、
風さん自身が語るように“音楽への情熱”そのもの。
“died away”は「ゆっくりと消えていく」「弱まって消える」という表現。
突発的な喪失ではなく、時間をかけてじわじわと冷めていった心の状態が描かれます。
かつて全力で表現していた自分が、
今では立ち上がる気力さえ失ってしまった。
このラインで、自身の“沈黙の期間”を静かに告白しています。
それは弱さではなく、むしろ“再生のための誠実な自己認識”。
・神よ、どうか僕たちは戻れないだろうか
“we”という主語が選ばれているのが注目点。
かつて一体だった「僕」と「君(情熱)」――
その二人称的な関係性が浮かび上がります。
“just”には、「せめて、たった一度でいいから戻りたい」という切実な響きが内包されている。
・もっと輝いていたあの日々に戻ろう
“brighter days”という光を見失った現状との対比で、過去と現在のコントラストが明確になります。
「光」「情熱」「音楽」「愛」――
そのすべてが自分を照らしていた日々。
風さんが音楽から離れ、再びその情熱を取り戻すまでの過程を重ねると、
この一節は単なる恋の懐古ではなく、
“音楽との再会を願う祈り”として読むことができます。
[1番Bメロ]
・僕は正しくなかった(ああ)うん、僕はとんでもないことをしてきた
“scandalous”という単語は直訳すると「醜聞を巻き起こす」「不品行な」。
ここでのニュアンスは、実際のスキャンダルというよりも、
「自分でも恥ずかしいほど乱れた、だらしない心の状態だった」という自己告白。
“I wasn't right”とあえて過去形にすることで、“自己認識の完了”を示している。
つまり、自分が正しくなかったことを冷静に受け止められる段階に立っているのです。
・僕は賢くなかった(ああ)まるで敵対者のようだった
“wise”は「分別のある」「思慮深い」という意味。
それを否定することで、彼は過去の未熟さを認めています。
続く“antagonist”は「敵対者」「反抗者」。
ここでの「敵」は、他人というよりむしろ自分自身を指していると考えられます。
つまり、自分の本心や情熱、音楽への愛――
そうした“内なる光”に反抗し、背を向けていた過去を表している。
・良くなかったことはわかってる、でも多くを学んだんだ
“I know”と自らを諭すように言いながらも、
“but I learned a lot(でも多くを学んだ)”と続けることで、
過去を“失敗”ではなく“学び”に変換している。
度々インタビューで語る「ネガティブなものも全て受け入れる」という姿勢は、まさにこの一節に凝縮されています。
「たしかにあの頃の僕は良くなかった。でも、それがなければ今の僕はいない。」
・ベイビー、もう一度僕にやらせてくれ
“baby”はもちろん、恋人のように語りかける“you”に向けた言葉でもあり、
同時に“音楽”や“情熱”という比喩的存在にも重なります。
“handle”には「扱う」「向き合う」「コントロールする」という多義的な意味があり、
ここでは“再び自分の人生・音楽・情熱を手に取る”という意志を感じさせます。
“again”の一言にこもるのは、ただのやり直しではなく、新しい覚悟を持った再挑戦。
[1番サビ]
・君が戻ってきてほしい
「I need you back」という繰り返しが、“欠けていたもの”“戻ってきてほしいもの”への強烈な渇望を表しています。
この“You”は単なる恋人ではなく、自分の中で失われた“愛”や“光”の象徴と考えられます。
この曲の背景を踏まえると、それは「自分の情熱」「失っていたエネルギー」「かつての自分自身」、あるいは「音楽=自分にとっての大切なもの」であると読み取れます。
つまり、“U(You)”は同時に“自分自身(You = Me)”をも指し、自己回復の願いとも読めます。
・こんなにも強く求めたことはない、だから“僕のものだ”と言ってほしい
愛への執着と救いへの渇望が混ざり合っています。
“mine”という所有の言葉は、恋愛的な意味よりも、自分と一体化したいほどの願いを表しているようです。
彼にとって「you」は、なくしてしまった“生きる原動力”そのもの。
それを再び“自分のもの”にしたいという切実な祈りが響きます。
・今は死ぬ時じゃない、生きなければ
「死ぬ」という表現は比喩的に「終わる」「放棄する」「無になってしまう」という意味合いを含んでおり、"無関心はもうたくさんだ”の部分と呼応。
ここでは「まだ終わっちゃいけない/俺にはまだやるべきことがある」というメッセージとして読めます。
さらにラストは、「I must be alive」=“生きなければならない”から、
「I’m alive」と"既に生きていることの事実"として肯定する言葉に変化。
つまり、喪失や孤独を経験した後に、自己回復の確信に至ったことを示しているのです。
「na na na na na」というフレーズが、言葉で語り切れない想いや躍動感、そして音楽そのものの解放感を象徴しており、ダンス・グルーヴを思わせるこの曲のサウンドとも絶妙にリンクしています。
[2番Aメロ]
・どこへ行ってしまったの?僕はひとりぼっちだ
単に恋人を探す声ではなく、自分の中から消えてしまった“情熱”や“エネルギー”への問いかけにも感じられます。
1番で示されたように、何かに導かれていた時期があった。
しかし今、その導きが失われ、心は空洞になってしまったのです。
・そうさ、ひとりで生きてきたんだ
孤独を受け入れながらも、それがどれほど虚しかったかという実感が込められています。
彼は“自立”を選んだようでいて、実際には“切り離された自分”として存在していた。
自分だけで生きてきたけれど、やはり君なしでは息ができない
という矛盾を抱えた心の葛藤が描かれています。
・君が帰ってこないまま、どうやって生きていける?
ここでの“home(家)”は、肉体的な居場所ではなく、心の拠り所を意味していると考えられます。
“you”がいない=“心の帰る場所がない”。
それは彼にとって“生きる目的”や“信じるもの”を失った状態。
“comin' home”という言葉は、風さんが過去に歌ってきた「帰るべき場所=愛」に繋がります。
[Bメロ繰り返し]
2番では最後に “Just once again” が追加されて、
「もう一度だけ」と無限にやり直すのではなく、限られたチャンスに全力を注ぐというリアリティが生まれています。
1番で芽生えた再生の決意を、より具体的・切実に行動へ移す準備として機能しているのです。
[サビ繰り返し]
“babe” という呼びかけが加わることで、より親密さ・個人的な響きが増しています。
この「君」への呼びかけが恋人的な響きを帯びることで、聴き手は「情熱」「音楽」「夢」といった抽象的な存在を、“自分の大切な人”として捉えることも可能になります。
さらに「Now is not the time to die I'm alive」が2回反復され、
1番で芽生えた「生きる意志」をより強く、より鮮明に言語化しており、「失ったものを取り戻す力」「生きる力」をダイレクトに伝える、感情が最高潮に達しているのです。
[アウトロ]
「Need you back」とサビで何度も叫ばれた“I need you back”をよりシンプルに、かつ日常的な言葉として表現。
「in my life(僕の人生の中に)」というフレーズが加わることで、単なる感情の叫びではなく、人生そのものの回復を求める祈りに変化。
これは、曲冒頭の「his energy back」から始まった旅が、ついに「自分の人生を生きる力」として具体化されたことを示しています。
改めて「I'm alive(僕は生きている)」と宣言することで、ここまで描かれた迷いや孤独を乗り越えた現在の自分を確認。
最後に「I need you back」が繰り返されることで、愛の回復=自己回復というテーマが強調されます。
ここでいう“you”は、単なる他者ではなく、自分の内にある情熱や生きる原動力の象徴でもあるため、アウトロは個人的な祈りであり、普遍的なメッセージとして響きます。
ーー
「I Need U Back」は、「情熱を失った自分」「その失ったものを取り戻したい自分」「そして外へ向けて再び生きようとする自分」の三重のレイヤーを内包している楽曲。
つまり、失ったものを嘆くだけで終わらず、「どう再びそれを手に入れるか」「どう生き続けるか」という意志を歌った作品であり、
そしてその意志は、リスナー・ファンにとっても自分自身の人生や創作活動、日々の積み重ねに対して「もう一度立ち上がろう」という呼びかけにもなっているのです。
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