「森の未来がすごく明るくなるんじゃないか」」高知県梼原町 持続可能な森林(もり)づくり目指して 新しい価値創出へ
Автор: KUTVテレビ高知
Загружено: 25 мар. 2025 г.
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高知県梼原町で持続可能な森林(もり)づくりについて考えるシンポジウムが開かれました。さまざまな立場の人たちが連携し、森林(もり)の新しい価値の創出に取り組みます。
シンポジウムには梼原町の森林(もり)づくりに協力する企業や団体が参加しました。森林の管理や活用方法など、森林(もり)づくりの未来について議論しようという目的です。2007年、同じ場所で県の「協働の森事業」に参加する企業が集まり、1回目の会議が開かれました。今回のシンポジウムもそれがきっかけ。梼原町とのかかわりが深い建築家の隈研吾さんも出席し、日本の伝統的な木造建築の可能性について語りました。
(隈研吾さん)
「いま地球温暖化対策ということで世界中で木造建築が重要だということを各国の政府が施策に取り入れてやっている。日本は昔から小径木を上手く使ってきた。日本の小径木というのは間伐材も使えるし職人の技を上手く使って作る木造。日本の文化と非常に結びついてる」
さらに今後は、「木の可能性を最大限に引き出し、人と自然が調和する未来のデザインを創造する」と共同宣言を行いました。
(参加した地元企業)
「森や林業っていうのはどちらかといえば暗いイメージが先行してるが、こうして企業やたくさんの方々が集まることで森の未来がすごく明るくなるんじゃないか」
その後、隈研吾さんと梼原町をつなぐきっかけとなった芝居小屋「ゆすはら座」で、四国フィルハーモニー管弦楽団によるクラシックコンサートが開かれました。
(隈研吾氏)
「すごいいい建物があって、木造の芝居小屋で、それがもしかしたら壊されちゃうかもしれない。絶対見に来て応援してって誘われて来てみたら、これがすばらしい木造だったんですね。格天井の細工とかすごく丁寧に細工してあって非常にうまい大工さんがやったんだなと思って感激して、その晩に当時の町長といろいろですね、梼原流にお酒いっぱい飲まされまして、それであんなすばらしい建物、絶対守りましょうよっていうのが僕の木造との出会いの原点なんですよね」
コンサートには86歳の今もフランスを代表する存在となっている、バイオリニストのジェラール・プーレさんも出演。豊かな自然に囲まれた木造の芝居小屋にバイオリンの音色が響き渡りました。
(訪れた人)
「初めて来たんですけれども音がホールとは違って直接体に響いてくるような感じで、プーレさんの演奏もあの年齢とは思えないようなダイナミックで繊細ですごく感動しました。生涯忘れられそうにないです」
「指揮者の方がバイオリンの中で聴くような感覚っておっしゃったのがよくわかりました。この木造建築の中で聴いたことでわかりました。この自然に曲もよく合っててよかったと思います。もっと音楽に親しめたというか、近く感じられましたね」
この日、梼原町に集まった人たちがそれぞれの視点で木の魅力に触れた1日。森林(もり)づくりの未来を考えるきっかけになったのではないでしょうか。

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