【家計応援キャンペーン】年末年始前に大手スーパー実施、2025年値上げされた食品は2万品目超え↑、

今年（2025年）1年間に値上げされた食品は2万品目を超え、去年（2024年）の1.6倍となりました。

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12月の値上げは217品目と収束傾向ですが、何かと出費が増える年末年始を前に大手スーパーでは家計応援キャンペーンが行われています。

石橋記者）こちらの店舗ではアプリのクーポンを使ってお得に買い物ができるキャンペーンが始まりました

イオン東北では、12月1日～2025年1月6日まで食品を中心に常時150点についてスマホアプリで割引クーポンを発行するキャンペーンを展開し、年末年始の家計を助けます。

買い物客
「（Q.アプリやクーポン使う？）めっちゃ使います。値引きしているものとか探しますね」

イオン東北 商品本部・西田茂樹 副本部長
「情報をとってお買い物していただけるのが一番いいのかなと、考えます」

民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、食品の値上げは2023年は3万2396品目、2024年は1万2520品目、今年（2025年）は2万609品目と、2年ぶりに2万品目を超えました。
分野別では、調味料が最も多く酒類・飲料・加工商品と続きます。

主だったものでは、一部の500ミリリットルのペットボトル商品が1本180円から200円に。
コーヒーは豆の収穫量の減少や、世界的な需要の高まりで、大幅な値上げとなりました。

値上げの要因は、原材料高が最も多く物流費エネルギー・包装資材と続きます。

ただし、食品の値上げは、11月147品目 12月は217品目と大幅に減っていて、来年（2026年）1月から4月にかけても一旦収束する見通しです。

帝国データバンクでは、企業側は人件費・物流費のさらなる価格転嫁が必要と考えているが、実質賃金の減少などを背景に消費者の購買力は心もとなく、値上げの判断を見送っていると分析しています。

出費が増える年末年始を前に、宮城県内では「みやぎ生協」でも2026年1月7日まで600品目の値下げキャンペーンを展開しています。

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