ヤマメ祭(静岡県指定無形民俗文化財、静岡市)
Автор: 静岡県文化財課
Загружено: 2024-05-07
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ヤマメ祭は、大井川最上部に位置する静岡市葵区田代地区で伝承されます。南アルプスが連なる広大な山々を利用して、大規模に焼畑農耕を営み、川で漁をして暮らしの中で、氏神の田代諏訪神社は信州諏訪大社から勧請したと伝えられ、毎年8月26日、27日にお祭りが行われます。
この祭りでは塩づけされたヤマメに粟飯を詰めたヤマメずしが特別な神饌として供えられます。粟は昔ながらの焼畑で栽培されます。特殊神饌のヤマメは古くから明神谷で釣ってくるものとされ、普段は漁を禁止された神聖な沢で捕獲されます。祭礼前日、ヤマメずしを作ります。粟を臼と杵で搗いて精白し、釜で焚き上げます。塩を加えた粟飯をヤマメの口や腹の中に詰めます。粟を詰めたヤマメは再びイタドリの葉と交互に桶の中に漬け込まれ、ナレずしの原初的な製法を今に伝えます。
8月26日の田代諏訪神社の例祭、翌8月27日は大祭の神饌として供えられ、神事を終えると、本殿に供えられたヤマメずしが撤饌されます。その後、当番組の人たちによって膳に移され、直会で氏子や参列者に振る舞われます。
焼畑や狩猟、川の漁などが主な生業であったかつての山の暮らしを象徴する祭りです。
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