初冬の八ヶ岳 阿弥陀岳 御小屋山経由で登る雪山登山 2025.12.6

今回は、初冬の八ヶ岳エリア・阿弥陀岳に、御小屋尾根ルートから登ってきました。
積雪期の阿弥陀岳で、冬山シーズン初めで久しぶりの冬装備なので、展望の良い場所までで行ければと思い諏訪大社奥社付近の登山口からスタートしました。

序盤の御小屋山までは、道が不明瞭な箇所が多く、何度かルートを外して体力を消耗しました。
船山十字路側のルートに合流してからは落ち着いて歩けるようになり、御小屋山でしっかり補給してから阿弥陀岳方面へ向かいます。

標高を上げるにつれて雪が増えてきたところで、チェーンスパイクを装着しました。
さらに傾斜がきつくなり、雪の量も増えてきたタイミングで、安心感と登りやすさを優先してアイゼンに履き替えました。
樹林帯を抜けて稜線に出ると、岩混じりの雪道と高度感のある斜面が続き、冬の八ヶ岳らしい緊張感ある区間が始まります。

山頂直下には鎖場やハシゴを含む岩場もあり、雪が少ない箇所ではアイゼンが引っかかりやすく、
チェーンスパイクの方が歩きやすいと感じる場面もありました。装備の選択や切り替えタイミングの難しさを改めて実感しました。

阿弥陀岳の山頂は、雲海に浮かぶように見える富士山、八ヶ岳連峰の稜線、特に阿弥陀岳から見上げる赤岳方面の迫力ある景色は圧巻でした。
風も比較的穏やかで、絶景を眺めながら落ち着いてお昼ご飯を食べることができました。

下りも御小屋尾根を使用。樹林帯に戻るまでの間は何度も立ち止まりたくなるほど展望が良く、初冬の八ヶ岳らしい雰囲気を存分に味わえました。
ルート外れや久々の冬装備ということもあり時間はかかりましたが、ちょうど夕焼けのタイミングで下山でき、最後まで印象に残る一日になりました。

下山後は温泉で汗を流し、諏訪名物のハルピンラーメンを食べました。
冬山シーズンの良いスタートとなった山行になりました。

2025年12月6日

YAMAP
https://yamap.com/activities/44817180

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