【100円アイテムでブレーキオイル交換！】動画で覚えるお手軽バイクメンテナンス Vol.2

【動画で覚えるお手軽バイクメンテナンス Vol.2　ブレーキオイル交換】 今回はCB400SFを使って『ブレーキオイル交換』を解説します。ハードルが高いと思われがちなブレーキオイル交換ですが、ポイントを押さえれば自分でもできます！ぜひチャレンジしてください！

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【動画で覚えるお手軽バイクメンテナンス Vol.2　ブレーキオイル交換】

今回は、ハードルが高いと思われがちな『ブレーキオイル交換』にフィーチャーします。
ポイントを押さえれば自分で行うことも可能なので、ぜひチャレンジしてください！

■用意するもの
・ブレーキオイル（ブレーキフルード）※自分のバイクに合ったものを選びましょう。
・メガネレンチ（100円均一）
・プラスドライバー（100円均一）
・透明チューブ（100円均一）
・空のペットボトル
・ウエス

■注意点
・種類の違うブレーキオイルは混ぜない！（成分が分離してブレーキが効かなくなることも）
・塗装部分にブレーキオイルを垂らさない！（最悪の場合、塗装が剥げ落ちます）
・目にブレーキオイルをいれない！（とても痛いです。もし入ったら流水で洗い流して病院へ行きましょう）
・ブレーキは重要な保安部品です。ご自分での作業が難しいと感じた時はバイク屋さんにお願いしましょう。

■作業手順
①セッティング
ペットボトルのフタに切れ込みを入れて、透明チューブを通します。
このときに、ペットボトル内に1/3ほど水を入れておくと作業中も安定します。
次に、ブレーキキャリパーの「ニップル」という部品（黒いゴムキャップが付いているところ）にメガネレンチをはめて、その上から透明チューブを付けます。

②マスターシリンダーのキャップを外す
ブレーキレバーの脇についている「マスターシリンダー」のキャップを外します。ここのネジはなめやすいので注意！
キャップを外したら、中にある内蓋（プラスチック）とダイヤフラム（ゴム）も外しましょう。ここで外した部品たちは水洗いして乾燥させておきます。

③オイル交換
まずブレーキレバーを数回握った後に握り続けます。次に①でキャリパーに取り付けたメガネレンチを緩めると古いブレーキオイルが出てきます。
ある程度オイルが出てきたら、メガネレンチを締めた後にブレーキレバーをゆっくりと放します。
（※重要※）必ず『メガネレンチを締める』→『ブレーキレバーを放す』の順番で進めてください。逆にするとオイルが逆流して「エア噛み」の原因となってしまいます。

④オイル補充
③の作業を数回繰り返すとマスターシリンダー内のオイルが少なくなってきます。オイルが無くなってしまうと「エア噛み」の原因になるので、ある程度オイルが減ってきたら新しいオイルを補充しましょう。

⑤オイルの色をチェック
透明チューブ内のオイルの色をチェックして、透明（新しいオイルと同じ色）になったら交換終了です。（古いオイルは黄色や茶色に変色しています）
マスターシリンダー内の「上限線」までブレーキオイルを補充して②で外したパーツを組み付けましょう。ネジを締めこんだ後に、にじみ出たオイルを濡らしたウエスでふき取ります。


TEXT by BLL研究員おはぎ

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