NHK 連続テレビ小説 ばけばけ 解説その3 ヘブンは妾を求めた？ ドラマが避けた真実武士娘の没落と働けぬ娘たちの苦しみ 母を救うためトキが選んだ覚悟の働き口女
Автор: あられと楽しむエンタメチャンネル
Загружено: 2025-12-11
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NHK 連続テレビ小説 ばけばけ
解説その3
ヘブンは妾を求めた？ドラマが避けた真実
武士娘の没落と働けぬ娘たちの苦しみ
母を救うためトキが選んだ覚悟の働き口
NHKドラマを応援しよう‼
明治時代の松江 今から135年ほど前
静かな湖のほとりで2人は出会いました
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」のモデルである
小泉八雲（ヘブン）と小泉セツ（トキ）は
史実ではいったいどんな関係だったのでしょうか？
歴史評論家の話では
当時の世の中は 決して優しいものではなく
士族の家が没落し 娘たちが芸妓や妾として
身を立てることも珍しくなかった時代
小泉セツもまた苦しい暮らしの中で
家族を支えなければならない身だったのではといいます
12月15日から始まる第12週目では
２人の関係が大きく動き出そうとしています
しかし ヘブンとトキの出会いの場である松江ですが
いい事ばかりではなかったようです
明治時代 外国人が大変珍しかった事もあり
松江で暮らすヘブンとトキへの偏見は
今では想像もできないほど 厳しかったと思います
現代では国際結婚と言うと ある種のステータスがありますが
明治の時代は「雑婚」と呼ばれ
人種と宗教の違いでの結婚は 悪い印象を持っていました
またヘブンとトキが住んでいた地域は 周りの人々から
赤鬼が住むから近づくなとか
湖の岸辺で血を飲んでいたとか
そんな荒唐無稽な噂まで広がったといいます
赤鬼とは異界から来た人・・
血といっても実はただのワイン
外国人は そうした得体のしれない存在だったようです
高い給料をもらい 怪談に心を寄せる外国の教師
そのそばで働く若い日本の娘・セツ
周囲のまなざしは
決してあたたかいものばかりではなかったでしょう
それでもふたりは出会い 静かに寄り添い
やがて夫婦として歩み始めます
今回は NHKの朝ドラでは描きづらい
ヘブンがセツに求めた役割や
武士の娘たちのあまりにも辛い現実
それらを小泉セツが残した書「思い出の記」
ヘブンの残した「知られぬ日本の面影」を手がかりに
ふたりの真実の姿を そっとたどっていきたいと思います
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