六代目 笑福亭 松喬 / 鴻池の犬

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今回の演目は
「鴻池の犬」です。

たっぷりのマクラでも
チラッと触れていますが
神戸酒心館 酒蔵ホールでの一門会です。

毎年 新年最初の一門会は、いつも福寿さん。

上機嫌で
落語会を終え
その後は、酒蔵ですから
もちろん
美味しい日本酒で乾杯。

お客様とお喋りを楽しみながら
お酒を酌み交わし
なぞかけ、小噺などの余興
和やかな内に宴会は、お開き。

その後
一門 はじめ 極身近な皆様との二次会が始まります。

とにかく 日本酒の乾杯に はじまり その後もずーっと延々と日本酒なので 酔わないわけがありません。

ありがたい 辛い。
松喬さんも
「乾杯は、ビールが良いなぁ」と言っていました。😊

さて、その福寿さんのお酒と言えば ノーベル賞晩餐会で供される事でも有名です。

２００７（平成１９）年にスウェーデンへお酒の輸出を始めたところ、すぐにノーベル賞関係者の目にとまりました。
2008年物理学者の益川敏英さんが、受賞された際に初めて採用され、
それ以降、日本人や日本出身者がノーベル賞を受賞した年には、毎回振る舞われているそうです。

噺家は、日本酒というイメージがあって
昔から日本酒は、たくさん頂戴しました。

中には、一升瓶ではなく、二升半の大きな瓶に入ったお酒もあって
これは、一升マスが2杯と半分入っていることから
「益々繁盛しますように」

そうそう定番のなぞかけ思い出しました。

○○会社とかけて
「満塁ホームラン2本とく」
その答えは
「どちらも八点 発展間違いなし」

落語会に大喜利 なぞかけ
皆さんと楽しく乾杯ができたあの頃
懐かしいなぁ。

今日のお話は、
松竹新喜劇の様な人情喜劇と言いますか「犬情落語」
心がほっこりするお話です。

寒くなりましたが
心は常に温かでありますように。

六代目笑福亭 松喬
落語公式チャンネル
今回の演目は
「鴻池の犬 」

2006年1月9日
神戸 酒心館ホール
新春独演会より
お楽しみくださいませ。